たった一滴が、酸化物型全固体電池の実用化を前進させました。 ごく微量のLiOH(水酸化リチウム)水溶液。この一滴が、酸化物型全固体電池の実用化に向けた大きな課題である「低温焼結」の糸口となりました。正極材料LCOは1000℃以上の融点を持ち、通常800℃以上で焼結する必要があります。しかし、この一滴を加えることで、700℃でも優れた充放電特性を示す全固体電池の作製が可能になりました。NIMSの研究チームは、その場観察によって焼結のメカニズムを解明。小さな一滴が、全固体電池の未来を大きく動かそうとしています。
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