カラフルに煌めく光。実はこれ、全て同じ粒子から放たれたもの。NIMSが開発した「マイクロビーズ」は、照射する光の波長を変えることで、発光色を可視光から近赤外光までカメレオンのように自在に変化させることができる。広範囲な発光波長を1つの物質で実現できる材料は世界でも珍しく、希少金属を使わずに合成できる点でも注目されている。ビーズのサイズや形状によって発光特性が変化することから、将来的には偽造防止用インクやバイオマーカーなどへの応用が期待される、未来の発光材料だ。
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