FON ’14 を開催しました
2014 年11 月26 日(水)から11月28日(金)にかけて、日本科学未来館(東京・お台場)にて、FON ’14(The 2nd International Symposium on the Functionality of Organized Nanostructures)が行われました。これは、2004年に開催されたFON ’04(The 1st International Symposium on the Functionality of Organized Nanostructures)以降の10年間のナノテクノロジーの発展を振り返り、今後のナノテクノロジーの発展について議論することを目的として実施されたものです。また本シンポジウムは、1989年から1994年にかけて実施された、新技術開発事業団(現科学技術振興機構)のERATOプロジェクト「青野原子制御表面プロジェクト」の発足25周年の節目を記念し、また2013年に逝去されNIMSにも多くの足跡を残されたノーベル物理学賞受賞者のハインリッヒ・ローラー博士(1986年受賞)を追悼する開催でもありました。
日本科学未来館・毛利衛館長によるオープニングスピーチで始まった本会議では、国内外の世界トップレベルの研究者や目覚ましい業績を上げている若手研究者らによる24件の招待講演と78件のポスター発表、そしてローラー博士の科学への情熱を偲ぶ特別セッションが行われ、3日間で217名の来場がありました。また、FON’14では招待講演者らによる採点に基づいたFON’14 ポスター賞が選定され、閉会式において6名の若手研究者と学生が表彰されました。
日時 | 2014年11月26日(水)-11月28日(金) |
会場 | 日本科学未来館、東京都江東区 |
Co-chairs | 中山知信 (MANA PI) NAKAYAMA.Tomonobu_at_ nims.go.jp 長谷川剛 (MANA PI) Francois Grey (University of Geneva) ※メールアドレスの "_at_ " を @に変更してください。 |