グループの実験について
顕微スピン分解光電子分光
イメージング型顕微スピン分解光電子分光装置
我々のグループのメインマシンである顕微スピン分解光電子分光装置です。真空紫外レーザーを励起光として用いています。実空間と運動量空間の両方でスピン分解光電子分光測定が可能です。実空間モードではスピン積分計測で空間分解能30nm、スピン分解計測で空間分解能400nmを達成しています。また、国内では初めてイメージング型のスピン検出器の開発にも成功しており、従来のスピン分解光電子分光と比較して測定時間を4桁短くすることができました。
軟X線マルチモーダルオペランド顕微分光
NanoTerasu
プロジェクトが着々と進行しています!!
汎用光電子分光装置
SES100を用いた光電子分光
SES100を用いた光電子分光装置です。X線管とヘリウム放電管が入射光源として装備されており、XPSとUPS測定が可能です。
多探針オペランド顕微ラマン分光装置"MORINGA"
"MORINGA"
顕微ラマン分光装置(ナノフォトン)にピエゾ駆動独立4探針ステージを導入しました。微細デバイス構造のオペランドラマン分析や、電極加工不要でナノ材料の輸送特性・分光同時計測を行う音ができます。機械学習を利用したスペクトルデータ解析も実施しています。