2004年2月26日、超鉄鋼研究センターはマックスプランク鉄鋼研究所(MPIE:ドイツ・デュッセルドルフ市)とMOU(覚書)を調印しました。NIMSからは永年同研究所と親交の深い齋藤鐵哉監事(左1)、長井寿センター長(左4)、井上忠信主任研究員(右2)が、MPIEからは、前所長のPeter
Neumann教授(右1)、Martin Stratmann所長(右4)、Herbert Wilk事務局長(左2)などの方々が調印式に臨みました。覚書内容は、永年の交流をベースとして、両者の相互訪問・人材交流、さらに両者が協力して国際的な鉄鋼に関する研究成果交流を促進することなどを合意しています。当日は記念シンポジウムも催し、相互の研究紹介を行い相互理解を深めました。
今回は他にドイツ鉄鋼協会および同付属研究所BPI、アーヘン工科大学等も訪問し、主に塑性加工分野の研究状況の調査で出張した際に、調印したものです。両国に留まらず、鉄鋼材料基礎研究の今後の国際交流促進に大いに寄与するものと期待されます。
◆井上忠信のホームページにドイツ出張の詳細が掲載されています。 |