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研究プロジェクト

希少元素や有害元素を使用せずに高機能な物質・材料を開発

本プロジェクトは、「第3期科学技術基本計画」において「資源問題解決の決定打となる希少資源・不足資源代替材料革新技術」の研究開発として、文部科学省が経済産業省と連携して実施している事業のひとつです。物質・材料を構成しその機能・特性を決定する元素の役割・性格を研究し、物質・材料の機能・特性の発現機構を明らかにすることで、希少元素や有害元素を使うことなく、高い機能をもった物質・材料を開発することを目的としています。

研究の切り口として、具体的には

  1. 豊富で無害な元素あるいは物質による代替材料の研究
  2. 戦略元素の有効機能の高度活用
  3. 元素有効利用のための実用材料設計技術

が考えられており、平成19年から5年の研究期間の終了後に、実用化に向けた研究段階に移行することを目標として、基礎・基盤的な研究を推進することとしています。