進学を希望する学生の皆さんへ

NIMSジュニア研究員制度

NIMSジュニア研究員は、物質・材料研究機構で研究を行う大学院生に研究スタッフとして活躍して頂くことを目的としたものであり、優れた研究能力を有する大学院生に対して賃金を支給する制度です。
これにより生活費等の心配なく、研究に専念することができます。博士課程前期(修士)の学生には月額6万円以上、博士課程後期の学生は月額17万円以上の賃金を支給します(賃金は評価の上、決定いたします)。金銭的な理由で新学を断念する必要はありません。この制度を活用して、大学院生活を送ってみませんか?

研究設備

研究室には、世界でも類を見ない最高の設備を整えています。

  • 20T超伝導マグネット/希釈冷凍機(最低温度: 30 mK)
  • 20T超伝導マグネット/He3クライオスタット(最低温度: 0.3 K)
  • 17T超伝導マグネット/He4ガスフロー式クライオスタット
    (He3クライオスタットも設置可能, 最低温度: 0.5 K)
  • 8T超伝導マグネット/He4ガスフロー式クライオスタット
    (He3クライオスタットも設置可能,最低温度: 0.5 K)
  • 1T超伝導マグネット/断熱消磁冷凍機(最低温度: 50 mK)
  • 電子線リソグラフィー
  • 収束イオンビーム装置

その他いろいろ

これらの装置を用い、どこよりも低い温度、どこよりも高い磁場での精密測定が可能です。これらの装置を駆使して、是非最高のデータを取ってください。

 

*「装置」のページもご覧ください

どこで研究するの?

博士課程前期(修士課程)物理学専攻の学生は、主な授業は大学キャンパスで受け、研究は主に物質・材料研究機構の桜地区で行うことになります。自転車で5-6分程度の距離です。
博士課程後期(3年)の物質・材料工学専攻の学生は、大学キャンパス内での授業はほとんどありませんので、主に桜地区にいることになります。学生は、上記どちらの場合でも、桜地区に居室を持つことになります。
学生として、大学の各種施設、NIMS職員として、NIMSの各種施設を自由に利用できます。