科学技術振興調整費 産学官共同研究の効果的推進プログラム「超微細粒薄板の創製とその自動車への利用」


我が国が世界に先駆けて開発中の超細粒鋼を実用化に確実に結びつけるためは、材料メーカー、機械メーカーさらにユーザーとの研究連携を最初から組み込んだ研究体制が必要です。NIMSでは、この観点から「超微細粒薄板の創製とその自動車への利用」と題する課題を平成14年度科学技術振興調整費(産学官共同研究の効果的な推進)に応募し採択されました(研究期間:3年間)。この課題では、NIMSをコーディネーター役として、材料メーカー(中山製鋼所)、機械メーカー(川崎重工業)および自動車メーカー(本田技術研究所)の4者が共同して自動車部材への開発にあたる研究体制をとっています。
私たちは、この取り組みが低環境負荷型材料である超微細粒鋼の需要拡大および超微細粒鋼研究のさらなる発展と新たな展開へとつながることを目指しています。

文部科学省へ提出した本研究課題の概要と共同研究体制は以下のPDFファイルでご覧いただけます。本資料は文部科学省科学技術振興調整費のホームページでも公開されています。

研究課題の概要と共同研究体制 [PDFファイル]


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