超鉄鋼展示スペースを開設しました


4月14日(月)に超鉄鋼研究成果の展示スペースを、加茂理事、広報室藤田室長をお迎えして組織制御実験棟1Fエントランスホールに開設しました。超鉄鋼研究センターでは現在、再生プロジェクト、ミレニアム関連プロジェクト、独法成果活用プロジェクトの3つのプロジェクトを推進しております。3つのプロジェクトの成果を、素材、試験片、製品の形にして展示し、視覚に訴えるとともに、組織、組成、創製法など学術的な説明を加えた形で公開することを目的としています。模型や展示品に加えて、タッチパネルを使用した大型プラズマディスプレイにより、動画や音声を交えて成果をアピールできるシステムを構築しました。

また、「温故知新」の精神に則り、鉄の歴史を振り返りながら未来の鉄を開発するため、鉄の歴史コーナを開設しました。ここでは鍛冶士 白鷹幸伯氏の古代の釘などを始めとする貴重な資料をお借りして展示しています。

この超鉄鋼展示スペースは、超鉄鋼に関わる創製品、成果ならびにコンセプトなどを一望の下に理解していただける場所として拡充していきたいと考えています。

(溶接グループ 中村 照美)
 
プラズマディスプレイ プラズマディスプレイの 前で(左から)
藤田広報室長、中村研究員、加茂理事、長井センター長
展示ショーケース センター長、藤田広報室長、加茂理事に耐熱コーナーの展示物の説明をする戸田研究員(右から2番目)
鉄の歴史コーナー (左から)
加茂理事に鉄の歴史コーナーの説明をする津崎副センター長
組織制御実験棟 展示コーナーは、組織制御実験棟1階にございます。NIMSにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。>>地図


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