中国鋼鉄研究総院と覚書(MOU*)を調印
- 両国の鉄鋼基礎研究の交流促進に寄与-
ICASS開催期間中の5月22日、超鉄鋼研究センターはNIMSに中国鋼鉄研究総院(CISRI)のTian副理事長、Dong結構材料研究部長を招き、MOU(覚書)調印式を執り行いました。お二人とセンターを代表して長井センター長、津崎副センター長がMOUに署名しました。調印式には、光栄にもWeng中国金属学会長、齋藤NIMS理事に立会人として同席していただきました。
4月上旬に岸理事長を筆頭にCISRIを訪問した際に予備交渉を行い、Gan理事長との間で既に基本合意していますので、和気あいあいとした調印式となりました。
今回の合意内容は、両者の相互訪問、人材交流、さらに共通テーマでの国際会議等の企画,支援を含めて、両国を始めとした国際的な鉄鋼に関する研究成果交流を促進することが基本となっております。
この合意に基づき、今秋にも上海で自動車材料に関するワークショップを企画することなどが既に始まっています。また、第2回ICASSを成功させるための礎のひとつとなると確信しています。
このように両者の共同作業が成果を結んでいけば、中国−日本さらには韓国も含めた材料研究の東アジア連携が大きく発展するものと期待されます。
*Memorandum of Understandingの略。
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