鋼鉄研究総院(CISRI)創立50周年式典にて岸理事長が「名誉教授」の栄誉を頂きました


東アジアにおける材料研究の発展のための国際連携として、2002年5月に中国鋼鉄研究総院(CISRI)と研究協力の覚書を締結し、両機関の相互訪問、また9月20日(金)の中日自動車材料ワークショップを共催企画するなど交流を深めています。その鋼鉄研究総院が、2002年9月6日(金)に創立50周年を迎え、中国人民大会堂(The Great Hall of the People)にて鋼鉄研究総院メンバー5,000人が出席して総院創立50周年記念式典が開催されました。

great people's hallこの式典において、総院の干勇院長から、岸理事長が招待され、総院名誉教授の称号を授与されました。岸理事長は、「名誉教授」の授与に対し、偉大な発展を遂げている総院の創立50周年への祝辞と、「当機構と総院との研究協力を一層深めて鉄鋼研究の国際的拠点を目指しましょう」とお礼の挨拶をされ、会場から歓迎の喝采を頂きました。

なお、式典は、全国人民代表大会が開催されるホールを使用し、厳重警備の中政府要人や海外招待者などが参列して行われました。まさに国家的行事を思わせる式典で、総院への中国の強い期待がうかがえました。

(溶接グループ 平岡和雄)


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