第10回NIMSフォーラムは終了しました。
多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

開催挨拶

NIMS理事長 潮田 資勝

秋冷の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

独立行政法人 物質・材料研究機構(NIMS)がどのような研究を行い、成果を生み出しているかをより多くの方々に知っていただくため、平成13年のNIMS設立以来「NIMSフォーラム」を毎年度開催しています。お蔭さまで、今回で第10回を数えることとなりました。
今回のNIMSフォーラムは、昨年度に引き続き「社会ニーズに応える物質・材料研究」をキーワードに、NIMSにおける研究成果を広くアピールすること、特にその成果の普及・技術移転に重点を置いています。オーラルセッションでは、研究センター長による各分野の概要説明およびNIMSを代表する最近の研究内容・成果を発表いたします。また、ポスターセッションでは、約90枚のポスターでNIMSならではの研究内容・成果をご紹介するとともに、研究者と直接情報交換していただく機会をもうけています。さらに、今後のブレークスルーも期待される最新の研究に焦点を当てた研究トピックスミニ講演コーナーもございます。

今年6月に発表された「国民との科学・技術対話の推進(基本的取組方針)」では、双方向のコミュニケーション活動を「国民との科学・技術対話」と位置付けています。世界を先導するNIMSの研究力を直接肌で感じていただき、ぜひNIMS研究者と対話していただき、新たなブレークスルーの可能性を秘めた物質・材料研究や、将来実用化の芽となり得る研究に出会っていただきたいと思います。

次世代に実用化の芽となりうる物質・材料研究や、それらの研究に必要な分析・解析技術など、これはと思う何かをご体験いただけるものと確信しております。

NIMS理事長
潮田 資勝 (うしおだ すけかつ)