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物質・材料研究の『使える!メールマガジン』
臨時増刊号
2026.10.27
NIMS Award Symposium 2025 持続可能性社会を切り拓くエネルギー関連材料と技術 ペロブスカイト太陽電池
次世代電池として大きな期待を集める「全固体電池」。

今年のNIMS Awardシンポジウムには、全固体電池研究を大きく前進させてきたNIMS Award受賞者の菅野了次氏、辰巳砂昌弘氏をはじめ、国内外で活躍する研究者が一堂に会します。

第一線の研究者は、このシンポジウムのどこに注目するのか。
NIMS研究者3名が、それぞれの視点から見どころを紹介します。

新材料探索の考え方、イオンの動き、全固体電池研究のこれから。
3人が挙げる「注目ポイント」を手がかりに、プログラムから気になる講演を見つけてみてください。そして、ぜひ会場でその最前線に触れてください。

みなさまのご来場をお待ちしています。
シンポジウムの詳細・プログラム・会場情報はこちらから
NIMS Award Symposium 2026

研究成果だけではない。
受賞者の「発想」と「挑戦」に注目

増田 卓也 エネルギー・環境材料研究センター センター長

NIMS Award実行委員長
増田 卓也
エネルギー・環境材料研究センター
センター長

 全固体電池は、社会を大きく変える可能性を秘めた研究分野として、注目を集めています。その実用化に向けた研究を飛躍的に前進させたのが、高いイオン伝導性をもつ固体電解質の開発です。
 本シンポジウムでは、イオン伝導材料研究に革新をもたらした2名のNIMS Award受賞者に加え、世界各国で活躍する研究者が集い、実用化・社会実装に向けた最新の研究を紹介します。
 受賞講演では、研究成果はもちろん、その発想や試行錯誤、挑戦の軌跡にもぜひ注目していただきたいと思います。論文やニュースだけでは得られない研究の魅力を、ぜひ会場で感じてください。

イオンは固体の中をどう動く?
可視化から探る全固体電池研究

桑田 直明 エネルギー・環境材料研究センター 電池材料分野 固体電池イオニクスグループ グループリーダー

桑田 直明
エネルギー・環境材料研究センター
電池材料分野
固体電池イオニクスグループ
グループリーダー

 菅野先生と辰巳砂先生による、新材料探索の考え方や手法の違いは、私自身もぜひ聞いてみたい注目ポイントです。また、海外の著名な研究者の講演から、全固体電池研究が今後どこへ向かうのかを考える機会にもなると思います。
 私は「イオンは固体の中をどのように動くのか」という疑問から、その動きを可視化する研究についてお話しします。材料探索、基礎科学、応用へと広がる研究のつながりに注目しながら、講演者や参加者との研究交流も楽しんでいただければと思います。

固体電解質から高性能化まで。
実用化に向けた研究の現在地に触れる

高田 和典 エネルギー・環境材料研究センター 固体電池材料グループ フェロー

高田 和典
エネルギー・環境材料研究センター
固体電池材料グループ
フェロー

 次世代蓄電技術として期待される全固体電池。本シンポジウムでは、その礎を築いたNIMS Award受賞者をはじめ、国内外の研究者が集い、固体電解質の開発やイオン伝導、電池の高性能化など、多角的な視点から全固体電池の可能性と今後の展望を議論します。全固体電池の実現を支える材料科学と、実用化に向けた研究の現在地に触れる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
 
NIMS Awardとは?
「NIMS Award」は、物質・材料に関わる科学技術において優れた業績を残した研究者に対しNIMSが授与する国際賞です。各年、テーマとなる研究分野について、世界各国のトップ科学者に候補者の推薦を依頼、中立な立場の有識者で構成された委員会の厳正な選考によって受賞者が決定されます。
歴代受賞者一覧
 
お問い合わせ
NIMS Award 事務局      nims-award@nims.go.jp

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