世界の明かりを変えたサイアロン蛍光体
省エネの切り札、LED。かつて白色 LED 電球は、青色 LED のチップに黄色い蛍光体をかぶせて白い色を出していました。
ですが、それだけでは青白い光になってしまい、照明としてあまり普及しませんでした。自然な白を出すには、赤色成分が不足していたんです。NIMS はその赤色を出す蛍光体を開発しました。この「サイアロン蛍光体」のおかげで自然な白色 LED が生まれ、世界的に照明として普及したのです。NIMS 発「世界標準サイアロン蛍光体」が人々を照らす明かりを変えました。