2021年3月2~3日にMANA国際シンポジウム2021を開催しました。事前参加登録者数は、24カ国からの総勢426名でした。シンポジウムでは、3件の基調講演と6件のMANAサテライトPIによる講演を含んだ全26件の口頭発表と124件のポスター発表が行われました。発表者の所在は世界中にわたり、つくば、東京、カナダ、イギリス、フランス、米国、中国からのライブ配信と、何千キロもの距離を超えた質疑応答のディスカッションがオンラインで行われました。会の様子は、オンデマンドコンテンツを含めたビデオを参加者限定の特設サイトで3月7日まで配信しました。

今回は14年続くMANA国際シンポジウムの歴史の中で初めてのオンライン開催となり、ポスター発表の5分間動画、MANAの研究紹介ビデオコンテンツ、バーチャル研究室訪問ビデオや、チャット空間での交流会などの新しい要素を盛り込みました。また、スポンサー賞を含めた11件のポスター賞においても、受賞者の中に英国、スペイン在住の発表者が含まれ、オンライン会議ならではの国際的な広がりとなりました。
参考： MANA国際シンポジウム2021「ポスター賞」受賞者が決定しました

残念ながら、ヘルシンキ大学 MANAサテライトPIの Françoise Winnik 先生が2月に急逝され、本シンポジウムでご講演いただくことが叶わず、代わりにメモリアルビデオを配信しました。心からの哀悼の意を表します。
ビデオ： Françoise Winnik先生のメモリアルビデオ