2019年9月9日（月）、物質・材料研究機構 並木地区 WPI-MANA棟 オーディトリアムにて、「The 6th Hoffman Family Symposium: International Symposium on Smart Biomaterials」が開催されました。

本国際シンポジウムは、2010年にNIMSに於いて第1回大会が開催され、その後2014年に第2回（NIMS）、2015年に第3回（韓国）、2016年に第4回（台湾）、2017年に第5回（中国）が開催されています。

今回はそれに続く第6回として、スマートポリマーを用いた生体材料の設計における、「ナノアーキテクトニクス」の概念に基づいたアプローチに焦点をあてました。スマートポリマーの第一人者であるAllan S. Hoffman先生(Univ. Washington)をはじめとして、Patrick S. Stayton先生(Univ. Washington)、In-Kyu Park先生(Chonnam National Univ.)の３氏をプレナリー講演者として迎え、また６名の国内招待講演者による発表が行われました。

バンケットにはMANAが誇るご当地ヒーロー“ナノ戦隊 スマポレンジャー”も登場しました。

本シンポジウムへの参加者は113名で、その半数が大学や企業、企業研究所、他の国立研究機関からの参加でした。スマートポリマー研究における「物質・材料」「バイオテクノロジー」等、領域をまたいだ研究の重要性を改めて確認する機会となりました。