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Molecular Design & Function Group

Toward Molecular Technology and Nanomaterials

Research

高分子の階層配列制御

π電子性高分子を規則的に配列させるための新たな試みとして、共役高分子との相互作用部位を複数個有する架橋分子(Aligner)および巻き付き型高分子(Twimer)を用いる手法を考案した。

プログラミングされた超分子集合体の創製

π電子系有機分子の機能化を目指した場合、単一分子の電子状態のチューニングに加え、超分子集合形態を予測することが重要である。集合に関与する種々の相互作用部位をπ電子系有機分子のπ-π相互作用軸に対して直交して導入するというコンセプトを提案した。π-π相互作用軸に対して直交する軸に導入された他の相互作用部位へ摂動を与えることによってπ電子系ポルフィリン分子の配列形式を制御可能であることを見いだした。

回転軸を利用した動的認識システムの創製

回転軸を有する分子に論理的に等価な認識部位を導入すると非線形応答を示すアロステリズムが発現します。化学センサ、分子認識素子にアロステリズムを組み込み、高感度、高選択的、高い応答性を示す自律型化学センサを目指しています。

Organic Materials Group (Formerly MacroMolecules Group)
National Institute for Materials Science (NIMS)
1-2-1 Sengen, Tsukuba 305-0047, Japan