研究紹介

■ 波長変換用 非線形光学単結晶

  • これまで、真空紫外レーザはKrFやArFなどのガスレーザが用いられてきました。しかし、それらは取扱いが不便なうえ、短寿命、低ビーム品質といった問題がありました。 そこで、非線形光学結晶を用いた全固体レーザの登場が望まれています。 しかし、従来の非線形光学結晶は、透過率に問題があったり、実現する波長が限られるなどの問題がありました。 そこで、私たちはより大きなバンドギャップを有するフッ化物に着目して新材料の開発を進めています。 ここでは、その成果の一例として、強誘電体であるBaMgF4単結晶について紹介します。
  • 写真は、育成に成功したBaMgF4 の大型単結晶です。125nm〜14μmの広い波長領域で高い透明度を実現しています。 また、自発分極Ps=6μmC/cm2、抗電場Ec>4kV/cmと、良好な分極特性を示すことがわかりました。
  • 周期分極反転したBaMgF4の顕微鏡写真と、これを用いた紫外光および緑色光発生の様子です。


■ 光アイソレータ用 酸化物単結晶 (赤外〜可視レーザ用)

■ 光アイソレータ用 フッ化物単結晶 (可視〜紫外レーザ用)

■ 酸化ガリウム単結晶

■ 単結晶蛍光体

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