粉体工学会・関東談話会 協賛行事
「平成18年度第1回混合・成形分科会」のご案内

  平成18年度の第1回混合・成形分科会が粉体工学会関東談話会が協賛いたしまして合同分科会 として、下記の通り開催されますのでご案内申し上げます。今回は、茨城県つくば市の独立行政法人産業技術総合 研究所様のご厚意で、ナノテク・ナノ粒子関連技術、特にカ−ボンナノチュ−ブ製造とバルク素材化、並びに ナノ分散に関する最新技術の講演及び関連研究施設の見学をさせて頂く機会を得ました。
  昨今、ナノ粒子の有する大きな表面などの優れた特性ゆえに、ナノ粒子材料の応用に対する関心と期待は 非常に高まっており、その実用化への夢も大きく膨らんでいます。特にカーボンナノチューブは、日本発の優れた ナノテクであり、また最も工業利用が進んでいるナノ粒子ですが、その工業利用においては、高純度化と 均一分散が重要な課題となっています。そこで、今回は産総研殿にて開発された高純度で高い配向性を有する 単層ナノチューブの合成・量産技術を紹介して頂くとともに、そのバルク素材化で不可欠な液相中への均一分散と その塗布技術についてご紹介頂きます。またナノスケールでの構造制御は、微粒子や高分子材料の機能向上に とって極めて重要な課題です。そこで、産総研殿にて開発された高速剪断場や制御された反応場を利用した ナノ分散技術についてもご講演頂きます。同時に、これらのご講演に関係した実験室の見学も予定しております。 今回ご紹介頂く技術は、これからの混練・成形技術の開発・利用にとって極めて示唆に富むものと存じます。
  御案内が遅くなり大変恐縮に存じますが、多数のご参加を頂きます様ご案内申し上げます。

共 催
(社)日本粉体工業技術協会 混合・成形分科会
(社)日本粉体工業技術協会 微粒子ナノテクノロジー分科会

協 賛
粉体工学会 関東談話会


日時: 平成18年7月20日(木)13:00〜17:00

会場:  独立行政法人 産業技術総合研究所つくば中央第5 第1本館(5-1)
     第一会議室(6階,6201)(茨城県つくば市東1-1-1)

      連絡先:環境管理技術研究部門 粒子計測グループ リーダー 遠藤 茂寿 様
      TEL:029−861−8083/FAX:029−861−8457

会費:1人 4,000円  当日会場にてお支払い下さい。

申込方法: FAX,または,Eメールで下記あてに,お名前,ご所属,お役職,ご連絡先(住所,電話,FAX, e-mailアドレス)をご記入の上,平成18年7月10日(月)必着でお願いします。

     申込先:菅原精機株式会社 菅原 一博 宛
     FAX:075−581−2667(TEL:075−581−7121)
     E-mail:sugawara@k-sugawara.co.jp
     (@が全角になっていますので、送信時には半角にして下さい。)

アクセス:詳細については上記,HPアクセスマップをご参照ください
    ・公共交通機関でお越しの方は、つくばエキスプレス:つくば駅,あるいは,JR常磐線:荒川沖駅から, バス(「並木2丁目」下車,徒歩).又は,タクシーをご利用下さい。
    ・お車でお越しの方は、守衛所で入門手続きを済ませてからお入りください。

プログラム

12:40〜13:00 会場準備及び受付  
13:00〜13:05 <開会挨拶 > 混合・成形分科会 コ−ディネ−タ
産業技術総合研究所環境管理技術研究部門グループリ−ダ−
遠藤 茂寿 氏
13:05〜13:50 <講演T>  (質疑応答含む)
「カーボンナノチューブの均質分散・薄膜形成と分光特性評価」
南 信次 氏
(産業技術総合研究所・ナノテクノロジー研究部門副部門長)
13:50〜14:35 <講演U> (質疑応答含む)
「高せん断成形加工によるナノ分散材料の開発」
清水 博 氏
(産業技術総合研究所・ナノテクノロジー研究部門ナノ構造制御マテリアルグループ長)
14:35〜15:20  <講演V> (質疑応答含む)
「高純度単層カーボンナノチューブ製造技術(仮)」
湯村 守雄 氏
  (産業技術総合研究所・ナノカーボン研究センター総括研究員)
15:20〜15:30 休憩  
15:30〜16:50 <関連施設見学> ・ナノテクノロジー研究部門
(カーボンナノチューブ試料調製と分光測定、高せん断成形加工によるナノ分散)
・ナノカーボン研究センター
16:50〜17:00 <閉会挨拶及び連絡事項> ・閉会挨拶  混合・成形分科会副コーディネータ 
名古屋工業大学教授   高橋 実 氏
・連絡事項  混合・成形分科会 代表幹事  
菅原 一博 氏
17:00 解 散  


関東談話会HPへ戻る