ここからサイトの主なメニューです

拠点について

ここからページの本文です

JSTイノベーションハブ構築支援事業
「情報統合型物質・材料開発イニシアティブ (MI2I)」のハブ拠点として、
産学官の人材糾合をすすめ、データ駆動型物質科学・材料工学を振興するとともに、新しい産学官コミュニティーを構築します。

2015年7月1日よりJSTイノベーションハブ構築支援事業「情報統合型物質・材料開発イニシアティブ (MI2I : “Materials research by Information Integration” Initiative)」が開始されました。これは2015年度~2019年度の5ヵ年事業で、NIMS情報統合型物質・材料研究拠点をハブ拠点として、物質科学や材料工学、データ科学、AI技術といったさまざまな分野の人材を糾合し、学際分野であるマテリアルズインフォマティクス(Ml)という新分野の開拓と、その手法・成果の社会実装を通して、大学等のアカデミアと産業界との橋渡し機能を構築し、日本のイノベ ションプロセスヘの貢献を目指すものです。

本事業では機械学習や統計的Ml手法の研究開発とともに、蓄電池材料、磁石材料、伝熱制御材料を対象とし、Ml手法を実証することを進めています。すでに熱伝導性の良い萬分子材料やナトリウムイオンニ次電池向け電極材料、熱を通しにくい無機材料ナノコンポジット材料や高効率熱輻射多層膜材料、圧力誘起超伝導材料などを探索・設計し、合成によって検証しています。今後も社会的課題解決につながる材料開発を行っていきます。
材料開発は日本の国際競争力の源泉であり、その多くは産業界に拠っています。産業界にとっても新しい分野であるMlを迅速に活用していただくために、MI2Iコンソーシアムを構築・運営し、この分野のコミュニティー形成を進めています。

本事業は2020年3月までの有期限事業ですが、ハブ拠点である情報統合型物質・材料研究拠点以外にも材料データプラットフォームセンターやNIMS内の他の研究拠点とも密接に連携し、終了後も、MI2Iで培われた国内外の産官学ネットワークをさらに発展させて、MI研究の発展と実用化に寄与してまいります。

プロジェクトリーダー 伊藤 聡
国立研究開発法人物質・材料研究機構
統合型材料開発・情報基盤部門 情報統合型物質・材料研究拠点 拠点長
ご挨拶

組織図

目標

  • 産業界の物質・材料研究開発課題に対して、データ駆動型物質・材料科学を用いることにより、有効なソリューションを短期間で開発・提供する。
  • 物質・材料研究開発に劇的な変革をもたらす新物質・新材料開発パッケージに必要なツール群を人工知能といった基礎技術を活用しながら開発する。
  • 産業界とアカデミアの両者が活用できるデータベースを整備・構築し、上記ツール群とともに国の知的資産となる新たな物質・材料開発手法の基盤(データプラットフォーム)を構築する。

プロジェクト推進体制

ページの先頭に戻る

ここからサイトの主なメニューです