赤木 和人 (東北大学 准教授)
ガラスや無定形炭素のようなアモルファス物質やモノとモノとの接触で生じる界面は私達のまわりにありふれていますが、対称性や格子定数などで特徴づけられる結晶と違って、その構造を記述する良い方法がまだ確立されていません。本グループでは、位相幾何学(トポロジー)と呼ばれる数学に立脚した新しい解析手法を用いることで乱雑さや複雑さに埋もれた構造的特徴を定量的に抽出して符号化し、Mi2iプロジェクトが目指すデータ科学的な材料開発の対象を大きく広げることに挑戦しています。