拠点について

構造材料解析プラットフォーム

プラットフォーム長ご挨拶

原 徹
   原 徹

構造材料解析プラットフォームは、構造材料研究において不可欠の共通基盤技術である「解析」を担っており、材料を構造材料として用いる際に特有の問題を解決するためのサポートを行っています。そのために、局所力学特性や腐食等に関する解析と、それらの諸特性に影響を及ぼす微細組織の正確な把握のための測定・観察・解析のツールの開発と共用化を進めています。具体的には例えば、結晶方位や歪解析が可能な走査型電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)、極微小量の測定が可能な電子顕微鏡組成分析技術の開発、TEMによって材料変形挙動を解析する手法や3次元組織解析のための集束イオンビーム装置(FIB)等の技術開発を行い、金属・セラミックス等の構造材料に適用しています。これからは多様な要望に応えられるよう、さらに精度の高い解析の実現を目指します。(2018.04.01)

ページトップ