第2回 ナノ材料科学環境拠点 シンポジウム開催
平成23年3月9日(水)、ナノ材料科学環境拠点(GREEN)は『第2回 ナノ材料科学環境拠点 シンポジウム(NIMS-GREEN Symposium)』を開催しました。
本シンポジウムでは、GREENの長井拠点マネージャーによる『GREENの使命;企業ニーズを見据えたナノ材料科学の基礎研究』、急病で来日できなくなったProf. Elaine A. Chandlerに代わってご登壇いただいた(独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター フェローの金子直哉氏による『米国が展開するエネルギー研究のビジョンと戦略』、そしてベルギーからIMEC太陽電池技術グループのDr. Frederic Drossによる『研究資源の共用を介した研究開発環境における企業との連携』についてご講演いただきました。
また、『拠点が挑戦すべき課題』をテーマにしたパネルディスカッションではNIMSの曽根理事が司会を務め、トヨタ自動車(株)先端材料技術部 部長の藤根学氏、(株)日立製作所 取締役の中村道治氏、東京大学大学院の橋本和仁教授、GREENの副拠点長のProf. Louis Schlapbach、長井拠点マネージャーを交えて、さまざまな角度から拠点が挑戦すべき課題について議論しました。
シンポジウムおよびポスター発表会場において、多くの皆さまにご来場いただき、GREENへの関心と期待の高さを痛感するシンポジウムとなりました。
熱心に質問に答える平山博士
NIMS潮田理事長による挨拶
金子直哉氏の講演
パネルディスカッション
多数ご来場いただいた会場の様子
ポスター会場の様子