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「第二回日中自動車材料ワークショップ:AMES2004」報告標記のThe Second Japan-China Workshop on Automobile Materials for Environment and Safety (AMES2004)を平成16年3月11日(木)に千現地区大会議室にて開催しました。中国鋼鉄研究総院と当センターは平成14年5月にMemorandum of Understanding (MOU)を締結しましたが、ワークショップはこのMOU締結にもとづく具体的協力活動事業であり、第1回は平成14年9月20日(金)中国上海市にて開催されました。 第2回となる本ワークショップでは、環境・安全と材料を主題として、環境負荷物質を使わない車つくり、リサイクル性向上のための車つくり、安全性向上のための車つくりと材料課題の観点から話題提供を頂き、中国及び日本が共通して取り組むべき課題を明確にしたいと考え企画されました。 中国側5件、日本側5件の合計10件の発表(http://www.nims.go.jp/Auto-WS2004/)があり、意味深い討議がなされました。中国側の発表や質疑応答において注目された発言を順不同であげてみます。
このように中国では@急速に生産が拡大している、A資源・安全問題への対応として高性能材料の開発・応用が盛ん、Bまた、深刻化する環境問題への対応で各種規制の法制化が進んでいるのが特徴です。 第3回AMESは2年後中国で開催予定です。両国共通の死活問題である資源・環境と安全をより深く検討するためには、環境や安全の専門家との連携を強化すべきと思います。 (超鉄鋼研究センター 副センター長 津ア 兼彰) [戻る] |