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物質・材料研究機構の第2期中期計画(2006.4‐2011.3)におけるプロジェクト研究「構造材料の時間依存型損傷評価技術の構築」
を担当し、鉄鋼等の構造材料の実用環境中におけるクリープ・疲労・応力腐食破壊の寿命評価手法を確立します。
具体的には、 109回以上の高サイクル |
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材料信頼性センター長
緒形 俊夫 |
疲労、数万時間以上の長時間クリープの強度低下に注目し、実験結果をデータベース化し、
破壊力学による非破壊評価手法を導入することにより、材料の寿命評価・事故解析の技術基盤を構築します。同時に、劣化・損傷が
進行中の材料内のナノ・ミクロ組織の強度・物性をナノインデンテーション等のナノテクノロジーを活用して評価する技術を確立し、
破壊機構の解明を進めます。
さらに、一次元及び二次元の微小材料の創製・計測技術を確立し、次世代構造材料としてのマイクロマシン用高信頼性材料の技術基盤を構築します。データシート・データベースとの連携の下に、得られた成果をデータベース化し、
国際標準に展させるとともに、事故解析に活用します。 |
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