@連携大学院

当グループは東京理科大の連携大学院講座となっています。 本ホームページで紹介したような研究に意欲的に取り組み、それにより東京理科大学から博士または修士号を取得されようとする大学院学生を積極的に受け入れています。 この制度は、機構と大学院が連携・協力して学生の指導を行い、学生の資質向上をはかり、相互の研究交流を促進することによって、学術及び科学技術の発展に寄与することを目的としています。

A外国人研究者

日本学術振興会(JSPS)の各種招聘制度を活用して、外国人研究者を積極的に受け入れています.
詳しくはJSPSホームページhttp://www.jsps.go.jp/j-fellow/main.htmにて。

Bポストドクター

溶射工学グループでは日本学術振興会(JSPS)の特別研究員制度として、ポストドクターを募集します。応募に際してはメール等でご相談ください。本制度に応募するには、主に下記の条件が必要です.

1)34歳未満であること
2)日本国籍を持つ者、または我が国に永住を許可されている外国人であること
3)博士の学位を取得または取得見込みであること

かつてJSPSによる特別研究員制度にポストドクター(PD)資格で応募する場合,大学院在学時の所属機関(大学等)を研究従事機関として申請することが可能でした.しかしながら,現在は原則として大学院在学時の所属機関(大学等)以外を研究従事機関として申請しなければなりません.具体的には出身研究室を指定できないことを示しています.このような状況においては,研究従事機関(受け入れ先)としてNIMSを始めとする国立試験研究機関等を強くお勧めします.専門家集団の中で研鑽を磨きつつ,次なるステップへと踏み出す上で,最適な環境であると考えられるからです

上記以外に,NIMS独自の「NIMSポスドク制度」があります.これは年2度の募集を行っています.候補者資格は主に下記の通りです.

1)博士号を取得している
2)博士課程を含む現在までの研究期間1年当たり,筆頭著者として平均1報以上の国際論文を発表している
3)40歳未満である

また不運にしてオーバードクター状態で研究職を探している博士課程修了者で高い研究意欲を持った方を常勤的非常勤職員として受け入れることは随時可能です。ただしこの場合、特別研究員の給与の50%未満の待遇しか提示できません。

学位取得直後の研究者が、パーマネントの研究職に就く前に健全なポスドク経験を積むことは、将来優れた独立性のある研究者となるために非常に重要なステップであると認識しております。我々は意欲ある若手の研究者が将来魅力ある研究職または教育職を取得することができるように、ポスドクの任期内に効率的にインパクトの大きい研究業績を挙げることができるように、優れた研究環境と指導を提供できると信じています。

CNIMS ジュニア研究員

物質・材料研究機構では平成14年度より、新たに NIMSジュニア研究員の制度を発足しました。 この制度は大学院博士課程後期在学中の大学院生を機構の研究スタッフとして活用することを意図して設置された制度で、年間10名の定員があります。 東京理科大学連携大学院制度を活用して、大学院後期課程で当グループに所属する優秀な学生については NIMSジュニア研究員に推薦します。 ただし、選考は機構の選考委員会によりおこなわれますので、3年次ですでに卓越した実績のあることが採択されるための条件です。 また所属大学の指導教官の同意の元に、現在の大学院に在籍したまま、当機構で学位取得のための研究に従事することも可能です。