マテリアル戦略推進シンポジウム2026 -AI時代のマテリアル開発最前線-
※事前登録は12月上旬に開始予定です。
開催趣旨
政府戦略「マテリアル革新力強化戦略」(2021年制定、2025年改訂)に基づき、データ駆動型研究開発を推進すべく、文部科学省では3つの柱を通してマテリアルDXプラットフォームの構築を進めている。第一の柱は、先端設備を共用化するとともに、創出されるデータの収集と共用化を進めている「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業」である。第二の柱は、マテリアルデータを集約し、利活用するための基盤を開発・運用するNIMSデータ中核拠点(MDPF)である。第三の柱は、これらをフル活用してデータ駆動ならではの材料成果を創出する「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)」である。これら三つの事業が密に連携し、我が国のマテリアル研究のデジタル革新を先導することが期待されている。
本シンポジウムではデータ駆動型マテリアル開発の最先端—DxMT成果創出—、研究インフラARIMを活用したイノベーションなど、マテリアルDXプラットフォームの進展を共有する。国際的動向を踏まえつつ、AI時代におけるマテリアル研究の新たな方向性を展望し、マテリアルDXプラットフォームの利活用を産学で加速する契機とする。
基調講演
服部 正(文部科学省研究振興局 参事官)
「改定マテリアル戦略始動:世界から頼られる次世代AI駆動ラボ革命への挑戦」
特別講演1
岡野原 大輔(株式会社Preferred Networks 代表取締役 最高技術責任者・最高研究責任者)
「AIを活用した計算化学の発展と将来展望」
特別講演2
Peter Gumbsch(Director, Fraunhofer-Institut für Werkstoffmechanik, Professor, Karlsruher Institut für Technologie (KIT))
“Navigating the European Digital Transformation in Advanced Materials Research, Development and Application”
招待講演
- 松永 久生(九州大学)
- 大久保 忠勝(NIMS)
- 神谷 利夫(東京科学大学)
- 松田 翔一(NIMS)
- 沼田 圭司(京都大学)
- 村上 恭和(九州大学)
- 元野 智幸(リバーエレテック株式会社)
- 有本 太郎(ウシオ電機株式会社)
- 松波 成行(NIMS)
- 源 聡(NIMS)
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