第130回先端計測オープンセミナー
全固体電池断面における電位・リチウム分布のオペランド計測
日時
2018年9月28日 (金) 16:00-17:00
会場
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
千現地区 管理棟1階 第2会議室
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参加方法及びお問合わせ
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講演者
増田 秀樹 先端材料解析研究拠点 NIMSポスドク研究員
表題
全固体電池断面における電位・リチウム分布のオペランド計測
講演要旨
次世代蓄電デバイスとして期待される全固体型リチウムイオン電池は、電極 - 固体電解質界面の抵抗により出力密度が上がらないという課題がある。この界面抵抗の起源を明らかにするために、電池内部の電位分布やリチウムイオン分布をオペランド計測する手法が求められている。講演では、Arイオンビームを用いた固体電池デバイスの断面作製法、走査型ケルビンプローブフォース顕微鏡を用いた電池の内部電位分布計測[1]、および飛行時間型二次イオン質量分析 (ToF-SIMS) を用いたリチウムイオン分布のその場断面計測[2]について紹介する。また、講演者のNIMSでの4年半の研究をまとめる。
[1] H.Masuda, et al., Nanoscale,9(2017)893.
[2] H.Masuda, et al., J. Powersources,400(2018)527.