第126回先端計測オープンセミナー
蛍光X線・中性子線ホログラフィーによる機能発現サイトの構造決定
日時
2018年8月30日 (木) 15:00-16:00
会場
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
千現地区 研究本館8階 中セミナー室
交通案内 →
こちら
参加方法及びお問合わせ
事前登録は必要ありません。
当日会場で受付いたします。
お問い合わせは、右記事務局までご連絡ください。
講演者
林好一教授 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
表題
蛍光X線・中性子線ホログラフィーによる機能発現サイトの構造決定
講演要旨
材料にドーパントを添加し、その機能性を制御していることは周知の事実であるが、以外にもドーパントの構造を正確に決定できる手法は存在しない。我々は、X線や中性子線を用いてドーパントを励起し、そこから発せされる蛍光X線やガンマ線などを利用した蛍光X線・中性子線ホログラフィーを開発してきた。本手法を用いることによって、材料機能に直結したドーパント周辺の三次元原子像を高い分解能で再生することができる。講演では、手法の原理や装置の説明とともに、いくつかの先端材料に適用した例を紹介する。