第121回先端計測オープンセミナー
我が物性研究人生を振り返って-強磁場と量子ビーム技術とともに-
日時
2018年3月29日 (木) 16:00-17:00
会場
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
千現地区 研究本館8階 中セミナー室
交通案内 →
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参加方法及びお問合わせ
事前登録は必要ありません。
当日会場で受付いたします。
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講演者
北澤英明 (先端材料解析研究拠点 副拠点長)
表題
我が物性研究人生を振り返って -強磁場と量子ビーム技術とともに-
講演要旨
1980年大学4年生時に与えられた卒業研究テーマは、強相間電子系の1つであるCeモノプニクタイトのフェルミ面研究でした。その当時、強相間電子系では難しいとされていた量子振動を世界で初めて観測した感動が忘れられず、研究人生の道に迷い込んでしまいました。その間、多くの方々との出会いを通して、好奇心と勘を羅針盤にしながら、物性研究者として歩ませていただきました。この3月末に定年を迎えるにあたり、研究者人生38年間、何とか生き延びた一研究者の小さな歴史の中から、強磁場と量子ビームに係わるお話を中心お話させていただきたいと思います。