山内 悠輔 MANA主任研究者の研究領域「山内物質空間テクトニクス」がERATOに採択されました

2020.10.01 更新

山内 悠輔 MANA主任研究者の研究領域「山内物質空間テクトニクス」がERATOに採択されました


山内 悠輔 MANA 主任研究者 (メソスケール物質化学グループ グループリーダー) の研究領域「山内物質空間テクトニクス」が科学技術振興機構 (JST) の令和2年度新規研究領域 ERATOに採択されました。

「山内物質空間テクトニクス」は、ナノスケールの無機固体の物質中に新たな空間を創造し、それらをナノサイズからメソサイズの幅で高度に集積化 (ハイブリッド化) させるという独自の方法論によって、空間内で生じるさまざまな分子的・光電磁気的な特異挙動の相乗的融合を実現させるナノ多孔体の機能創発を目指す挑戦的かつ独創的な課題です。
本研究領域は、山内 MANA主任研究者らが提唱している無機全合成化学という考え方を基に、第二世代無機多孔体およびその機能を高度に制御する合成プラットフォームを確立するものであり、戦略目標「自在配列と機能」および「持続可能な社会の実現に資する新たな生産プロセス構築のための革新的反応技術の創出」に資するものと期待されます。
本ERATO研究は、オーストラリア クイーンズランド大学、物質・材料研究機構 (NIMS) 、早稲田大学に研究拠点を置いて推進されます。

■詳細情報
JST プレスリリース
戦略的創造研究推進事業における令和2年度新規研究総括および研究領域の決定について

ERATO


JST-ERATO「山内物質空間テクトニクス」のNIMS拠点を支える研究者
左から チャイキッティスィン ワッチャロップ主任研究員 (統合型材料開発・情報基盤部門) ,ヘンジー ジョール主幹研究員, ヒル ジョナサングループリーダー, 石原 伸輔主幹研究員 (国際ナノアーキテクトニクス研究拠点)