佐々木泰祐主幹研究員が日本金属学会「功績賞」を受賞

2022.03.15 更新

佐々木泰祐主幹研究員が「第80回日本金属学会功績賞」を受賞しました。

授賞理由は「マルチスケール組織解析による金属材料の高特性化に関する研究」で、「3DAP,収差補正STEM,FIB/SEMを併用したマルチスケール解析を種々の金属材料に適応して微細構造と特性の関係を解明し,高特性材料の開発まで行ってきた.これまでに6000系アルミニウム合金並みの強度-成形性バランスを有する熱処理型展伸Mg合金の開発や,ネオジム磁石の保磁力メカニズム解明などの研究で,インパクトのある業績を挙げてきた.今後も,マルチスケール組織解析を軸足において種々の金属材料の高特性化に向けた研究の展開が期待される」 (日本金属学会HPより) ことに対するものです。

「日本金属学会功績賞 (The Japan Institute of Metals and Materials Meritorious Award) 」は「金属学及びその関連材料分野の学術又は工業技術の進歩発達に寄与する有益な論文を発表したもの又は有益な特許を取得したもので、将来を約束されるような新進気鋭の研究者、技術者」 (日本金属学会HPより) に授与されるものです。