生体組織再生材料グループ

2023.04.01 更新

本グループでは、機能不全に陥った組織・臓器を治療し、それらの再生の足場となる治療・再生を一体化した多次元・多機能型バイオアダプティブ材料の開発を目指しています。

専門分野・研究対象

けがや病気などで失われた組織・臓器の再生に重要な細胞足場材料、および細胞機能制御材料の研究開発を行っています。また、がんの化学療法と温熱療法の併用による相乗効果とがん治療後の組織再生の誘導機能を兼ね備えたハイドロゲルや多孔質材料の創出に取り組んでいます。そのために、生体吸収性合成高分子、天然高分子、生理活性分子、機能性ナノ粒子などを複合化し、ナノ・マイクロ構造を制御したバイオアダプティブ材料を新規に設計し、合成しています。さらに、これらの生体材料による幹細胞の分化誘導、がん細胞の殺傷効果、組織再生の促進効率の評価を進めています。


お問い合わせ先

生体組織再生材料グループ
〒305-0044 茨城県つくば市並木1-1
E-Mail: Guoping.CHEN=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)