表面・バルク分析ユニット

2023.04.01 更新

物質・材料の分析技術および分析情報は、物質・材料の開発・改良を行うための研究基盤として必要不可欠のもので、物質・材料のキャラクタリゼーションを行う際の中核技術です。科学技術基本計画においても知的基盤の整備や標準化への積極的な対応がうたわれています。表面・バルク分析ユニットは、依頼者の満足と信頼を得る分析情報の提供により、物質・材料開発の進歩に貢献することを基本理念としています。また、技術の向上および改善による精確性の高い分析技術の実現および分析結果の信頼性の確保を行動規範として活動しています。そのために、分析技術の保存・伝承を含めた長期的・組織的対応を進めています。

支援業務としては、NIMSのすべての研究者と密接に連携して幅広い材料に対応した分析情報の提供、分析技術に関する指導、および分析機器の維持・管理を行なっています。また、より信頼性の高い、正確で精密な分析法の開発・整備を目指し、当ユニットの成果を基に分析技術の国内標準化および国際標準化へ向けた取り組みを進めています。