ナノプローブグループ
最先端走査型プローブ顕微法をもちいた超高分解能計測とナノ材料開発
2023.04.01 更新
表面の構造や状態を実空間かつ超高分解能で計測できる走査型プローブ顕微鏡は、今日のナノサイエンスを支える重要な計測装置である。ナノプローブグループでは、超高真空・極低温・磁場中といった極限環境から雰囲気を制御した室温まで、様々な環境で動作する最先端の原子間力顕微鏡や走査型トンネル顕微鏡を開発しています。また、それらを用いた表面化学や表面物理の基礎学理を探究するとともに、電池材料などのオペランド電位計測技術を開発し、ナノ・量子・環境・エネルギー材料の開発に寄与することを目指しています。
専門分野・研究対象
- 超高分解能AFM/STMを用いた単分子化学
- 炭素ナノ構造体の表面および有機合成
- 極低温AFM/STMに関連した先端計測技術の開発と高機能化
- 磁場中極低温STMを用いた新奇物性・物理現象の検出
- KPFMによるその場・オペランド電位計測の開発.
Fig. 1: Local probe chemistry with 3D-GNR.
Fig. 2: KPFM for operando-measurement.