分子機能化学グループ

2023.04.01 更新

有機・高分子合成や超分子化学の手法により新しいπ共役系有機分子・高分子ならびにそれらの集合体を創出し、既存の材料を凌駕する光・電子機能を開拓することを目指します。特に、3次元的にその分子構造がデザインされたπ共役系分子、高分子の開発と組織化、相構造や粘弾性が精密に制御された有機ソフトマテリアル材料の開発を通し、有機材料が真の能力を発揮する機能構造を探求します。

専門分野・研究対象

1. 精密設計されたπ共役系分子・高分子の開発

三次元的にデザインされたπ共役系分子・高分子を新たに合成し、その集合体やコンポジット材料の精密制御を通して既存の材料を凌駕する光・電子機能、未踏機能を目指します。


2. 有機ソフトマテリアルの開発

有機材料の光・電子機能の多様性、軽量、柔軟性等の特徴を活かし、材料の相構造や機械的特性が精密に制御された素材を開発します。