強磁場計測グループ
(High Magnetic Field Measurement Group)

2020.05.20 更新

新規物質・新材料の研究においては、電気的、光学的、磁気的性質といった物質の基本的な性質を明らかにすることは非常に重要です。そのためには試料の高品質化が基本的には求められますが、同時に強い磁場や低い温度のような極端な環境下での計測も物質の特性を顕わにする上で非常に強力な手段となります。
強磁場計測グループでは、磁気冷凍材料はじめとする機能性新材料の特性を詳細に調べるために、様々な「強磁場下物性計測技術」の開発を行っています。また20テスラを超える磁場が発生可能な「強磁場磁石」の開発も行っており、様々な物質・材料の特徴ある性質 (物性) を多面的に明らかにしています。

専門分野・研究対象

(1)強磁場発生技術の研究

20テスラ以上の強い磁場を発生させるために、当グループでは「パルス磁石」と呼ばれる瞬間的に強磁場を発生させる磁石を中心に、「超伝導磁石」と呼ばれる定常的に磁場を発生させる磁石やその組み合わせなど、多様な磁場発生技術の研究に取り組んでいます。これらの開発した技術を使って様々な物性計測に役立てると共に、新規磁気冷凍技術の原理実証にも取り組んでいきます。


(2)強磁場物性計測技術の開発

磁気冷凍材料などの磁性体の研究で必要となる磁化や磁歪、電子スピン共鳴、磁気熱量効果や、機能性材料の研究で必要となる磁気抵抗、ホール効果、サイクロトロン共鳴、磁気分光といった強磁場下での各種物性計測技術の開発を行っています。


お問い合わせ先

液体水素材料研究センター
強磁場計測グループ
〒305-0003 茨城県つくば市桜3-13
TEL: +81-29-863-5413
E-Mail: IMANAKA.Yasutaka=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)