微粒子工学グループ

2022.02.01 更新

粉体を出発原料とするプロセスでは、新規な粉粒体の創製・設計やハンドリングの難しいナノ粒子を精密且つ自在に扱う技術の確立が重要です。本グループでは、磁場、電場、静電場、プラズマ場、液中高圧場などの外場を駆使し、新規な微粒子の合成や粒子操作に関する研究を行なっています。また、複合場における粒子の挙動を解明するとともに、その現象を粒子固化成形時の組織設計にも応用して、環境・エネルギー問題の解決に貢献できる新しいセラミックス材料の創製を目指しています。

専門分野・研究対象

  • 液中高温高圧場を用いた無機・有機分子 (高分子) 複合化と組織制御 : サイズ・形状が制御され、表面を有機 (生体) 分子で修飾されたハイブリッド結晶合成プロセスに取り組んでいます。
  • 磁場を主とした複合場と時空間の制御によるプロセス制御・分離分析手法の開発 : 強磁場による遠隔的な力学的作用を、磁場の材料プロセス制御への利用するための基礎的な検討を行ないます。
  • 液中粒子の電気泳動現象を利用した固化成形技術の高度化 : パルス電場や強磁場を用いた電気泳動堆積プロセスにより、組織微構造の制御されたセラミックス材料を創製します。
  • ナノ空間の制御された機能材料の設計と創製 : 原子空孔やナノ孔の制御されたイオン伝導体、ゼオライト、層状化合物等を基材に、別の元素や金属原子クラスターを組み込むことで、優れた吸着、分離、触媒、吸発光などの特性を有する機能複合材料の創製をめざします。