データ駆動無機材料グループ
材料ビックデータの構築・活用により、革新的な無機材料を設計・創出
2022.01.14 更新自然科学は、実験データから見いだされた物理と化学の法則を出発点として発展してきた。マテリアルズ・インフォマティクス (MI) は、従来の紙などの記録メディアをはるかに超えたデータ蓄積能力と、人間より優れたデータ処理能力を有するコンピュータシステムを用いて、これまで、および、これからの材料データを最大限に蓄積し、人工知能によりパターンや法則を見つけることによって、新材料の設計と開発の時間短縮とコストダウンを目指す研究手法である。本グループは、MIの手法を用いて、化学組成や、結晶構造、組織、特性などの材料データに基づいて、無機材料の特性と機能を支配する要因を特定し、革新的な無機材料の設計と創出を目指している。そのために、ハイスルプット第一原理計算により、電子構造やフォノンなどの計算プログラムの開発、データの作成・蓄積も行う。
専門分野・研究対象
1.機械学習を用いた界面設計により高性能無機複合断熱コーティングの実現

2.結晶構造データベースを起点とした第一原理計算による材料設計

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