光学材料分野

これからを変える光材料を目指して

2023.04.01 更新
光技術は照明やディスプレイ、加工、製造、医療やヘルスケア、農業など、日常生活から産業活動まで、幅広く私たちの生活を支えています。特長的なのは、多くの分野において技術的な革新をもたらしてきたことです。照明がLEDになり、加工がレーザー加工になるなど、これまでの技術を大きく変えてきました。

こうした光技術を実際に役に立つレベルまで引き上げた、その一つの牽引役となってきたのが新しい光材料の誕生であるといえます。光機能分野では、このような光材料開発を目指しています。

光を利用した技術には多くの将来展望がありますが、社会実装されたものはまだまだ限られています。そのため、放射線レベルから可視光、赤外、テラヘルツ領域まで、ナノサイズからバルクサイズまで、量子光源も含めて、基礎レベルの開拓研究から実用に近いレベルまで、幅広く推進してまいります。


グループ構成

グループ グループ長 研究内容
光学単結晶 島村 清史 新しい機能性単結晶材料の開発
高機能光学セラミックス 鈴木 達 光機能を付与した多結晶セラミックスの開発
次世代蛍光体 武田 隆史 高性能新蛍光体の開発と応用展開
半導体エピタキシャル構造 間野 高明 半導体ヘテロ構造形成技術開発とその光機能探索
量子フォトニクス 黒田 隆 高性能固体量子光源の開発
ナノフォトニクス 宮崎 英樹 メタサーフェス、フォトニック結晶などの開発
半導体欠陥制御 寺地 徳之 ワイドギャップ半導体の欠陥制御による新機能の創出
多結晶光学材料 森田 孝治 複雑系多結晶光学材料の開発


お問合せ先

電子・光機能材料研究センター
〒305-0044 茨城県つくば市並木1-1
TEL:029-860-4610
E-Mail: SHIMAMURA.Kiyoshi=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)