第4回 環境・エネルギー材料連続セミナー

省エネルギーのための超耐熱材料 ~CO2削減の現実的対応~

開催日: 2008.04.25 終了


セミナースケジュール

セミナースケジュール
15:00-15:10 開会の挨拶
原田 広史
(独) 物質・材料研究機構 超耐熱材料研究センター長

(ロールス・ロイス航空宇宙材料センター コーディネータ兼務)

15:10-15:45 「Cool Earth - 地球温暖化に対する政府の取組み」 - エネルギー革新技術計画について -
小林 正孝
経済産業省資源エネルギー庁総合政策課エネルギー戦略推進室 係長

昨年5月、総理が「美しい星50 (Cool Earth50) 」を発表、世界全体の温室効果ガス排出量を現状に比して2050年までに半減するという長期目標を提案しました。この目標の実現には、革新的技術の開発が不可欠で、経済産業大臣の下に有識者会議を設置し、「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」の策定をすすめてきました。
「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」の概要を紹介します。


  • 重点的に取り組むべき革新技術=「21」技術
  • 「21」技術の技術ロードマップ
  • 国際連携のあり方 (国際的なロードマップの共有等) を提示
15:45-16:20 講演2 : 「世界最高発電効率の実現に向けて」
坂本 正雄
(独) 物質・材料研究機構 超超耐熱材料センター 研究業務員

発電設備などのエネルギー転換部門で排出するCO2は日本における全排出量の30%以上を占めています。発電設備の高効率化によってエネルギー変換効率をあげることは温暖化対策の一つとして急務な課題です。発電設備の高効率化には発電用ガスタービンのガス入口温度をより高温度化することが必要であり、超高温に耐えうるガスタービン動翼材料の開発が求められております。このセミナーでは超高効率発電を実現するための材料の中で、タービン動翼に用いられるNi基超合金を対象に、超耐熱合金の開発の現状、クリープや熱疲労特性と合金組成との関係などを中心に紹介します。

16:20-16:30
休憩
16:30-17:05 講演3 : 「次世代ジェットエンジンへの適用と効果」
横川 忠晴
(独) 物質・材料研究機構 超耐熱材料センター 主幹研究員

近年、エネルギー資源の節約、CO2削減による地球温暖化防止などの観点から、ジェットエンジンなどのガスタービン機関のさらなる効率向上が必要になっています。本セミナーでは、ジェットエンジンの高温タービン用Ni基超合金の開発状況を中心として、高性能合金の次世代ジェットエンジンへの適用と効果、新しい発想の熱力学平衡 (EQ) コーティング、ディスク材開発についてご紹介します。

17:05-17:25 フリー・ディスカッション
17:25-17:30 閉会の挨拶
長井 寿
(独) 物質・材料研究機構 環境・エネルギー領域コーディネータ
17:30-18:30 懇親会

イベント・セミナーデータ

イベント・セミナー名
第4回 環境・エネルギー材料連続セミナー
省エネルギーのための超耐熱材料 ~CO2削減の現実的対応~
会場
全日通霞ヶ関ビル
8F 大会議室A
〒100-0033 東京都千代田区霞ヶ関3-3-3 全日通霞ヶ関ビル8F 大会議室A
最寄駅 : 銀座線虎ノ門駅 5分、千代田線・日比谷線・丸ノ内線霞が関駅 8分
開催日: 時間
2008.04.25
15:00 - 17:30
(懇親会 17:30 - 18:30)
主催
独立行政法人物質・材料研究機構 「目に見えるエネルギー・環境材料戦略」
参加費
無料
懇親会
独立行政法人 物質・材料研究機構 東京会議室
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル2F 201号室
最寄駅 : 日比谷線神谷町駅 4分、銀座線虎ノ門駅 5分

お問い合わせ先

社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム
担当:津田祥子

〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-10 新橋アマノビル 6階
TEL. 03-3503-4681
FAX. 03-3597-0535
E-Mail: 電子メールアドレス
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