環境・エネルギー材料研究展

世界に誇るイノベーションの切札 - 材料研究ここにあり -

開催日: 2008.05.29, 30 終了


期間中は多くの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。

展示会開催にあたって

人為的行為の影響による気候変動の拡大や資源の安定かつ持続的な供給への懸念など、地球環境問題はいまや国際的なセキュリティー問題であり、世界各国がその叡智を結集して解決に向かわねばならない課題となっています。

展示会予稿集の表紙


こうした問題の解決には、環境配慮型の社会・経済システムへの転換や、あらゆる生活の場におけるライフスタイルの見直しなど、これまでの人類知を結集した総合的な取り組みが必要です。中でも、これまでの進歩の推進力であった技術的イノベーションをいかに使いこなし得るかは、生産基盤として人類知結集を実現する上で不可欠の要素です。これまでの世界的経済発展を支えてきた国々は、材料、エレクトロニクス、メカニクス、バイオ、インフォメーション、医療などそれぞれの国の得意な分野を結集し、エコイノベーションに向けた国際的な共同・協力を推し進めていく必要があります。

このような国際的な取り組みにおいて、我が国が大きく貢献できる分野は、「ものづくり・材料技術」です。我が国は、世界をリードする材料生産量を誇り、現在でも高い信頼性のある材料や高度なテクノロジーを集約した材料では国際的に高い評価を獲得しています。この世界の最先端にある材料技術を大きく発展させ、国際的なエコイノベーションの物質的基礎に大きく貢献していくことは、地球環境問題に関する国際セキュリティーに対する国際貢献として大きく期待されています。

今回の取り組みは、このような我が国の持つ国際エコイノベーションに関する貢献の「底力」を結集し、それぞれの技術開発が個別単独ではなくさまざまな関連要素の連携の中で進められているのだということやその高い開発ポテンシャルを開発者や研究者同士で確認し励ましあうとともに、社会的にも環境・エネルギー問題を解決するうえで世界最高の材料技術がもつ可能性を提示し、夢のある持続可能なライフスタイルの構築に役立てようというものです。

ものづくり・材料に係わる研究者と開発者のみならず、それらを用いた製品やサービスの提供者、さらには最終的な選択を下す使用者や消費者の方々の積極的な参加を呼びかけます。

(環境・エネルギー材料研究展 特設サイトより抜粋)

イベント・セミナーデータ

イベント・セミナー名
環境・エネルギー材料研究展
世界に誇るイノベーションの切札 - 材料研究ここにあり -
会場
東京ビッグサイト ホールA (29,30日) , B (30日)
会場地図
開催日: 時間
2008.05.29, 30
10:00 - 18:00
参加料
無料
協力
エコマテリアル・フォーラム

お問い合わせ先

独立行政法人物質・材料研究機構
企画部広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL. 029-859-2026
FAX. 029-859-2017
2024.04
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