ホーム > 広報活動 > NIMSイブニングセミナー "材料科学をリードするNIMS若手研究"

2019年度NIMSイブニングセミナーのご案内 (第5回セミナー 10/31 参加受付中)

2019年度NIMSイブニングセミナーを、(公社)日本工学会の共催、(公財)総合工学振興財団の協賛により開催いたします。
NIMSイブニングセミナーは、一般社会人を対象に、第一線のNIMS研究者の講義により、物質・材料系研究分野の話題を基礎から最前線まで理解し、親しんでいただくことを目的に、2005年より実施しています。
さらに、2011年からは、技術者継続教育(CPD)活動の一つである高度技術者教育(ECE)プログラムの一つとして、日本工学会と総合工学振興財団の協力のもと、講義に加え討論(ゼミ)の時間を設けることにより、技術者のためのより深い理解や、科学技術の広範な知識習得などによる技術者の資質向上を目的とした、教育プログラムとしての活動を行っています。
ゼミへ参加は任意ですが、参加することで、より深い理解を得るだけでなく、研究者との対話で得る最新情報など、講義への参加だけでは得られない体験をしていただきます。また、ゼミを含めてセミナーへ継続的な参加をしていただいた方には、出席率、ゼミ活動状況、そして年度末に提出をお願いする最終レポートを総合評価して、基準を満たした場合に日本工学会よりECEプログラム修了証が授与されます。

2019年度は、NIMS若手研究者によって進められている新奇研究として、データサイエンス手法を用いる研究、スピントロニクス・磁性の分野の研究など、超スマート社会実現にとって重要な分野の一つである材料科学において、革新的進歩・発展をもたらすと期待される技術や研究をとりあげて講義を行います。

社会で活躍される方々にとって、専門分野に限らず、先端科学技術について基礎から知る機会となることを期待し、第一線のNIMS研究者との交流をぜひ体験してください。

NIMSイブニングセミナーの構成

NIMSイブニングセミナーは、第一線で活躍するNIMS研究者によるレクチャー (60分) と対話型の討論を行うゼミ (60分) から構成されています。運営上、事前の参加登録をお願いしていますが、やむを得ない場合は当日の参加も受け付けています。
また、NIMSイブニングセミナーはゼミを特徴としていますが、レクチャーだけの参加も可能です。

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「・参加を希望する有志で構成・オーガナイザーの進行により全員が発言の機会を持つ・発言は堅苦しく考えず、感想でもよい・自由な交流を原則とする・他者の意見を聞くことができることも重要・ECEプログラム修了認定希望者は出席することが必須」の画像

・参加を希望する有志で構成
・オーガナイザーの進行により全員が発言の機会を持つ
・発言は堅苦しく考えず、感想でもよい
・自由な交流を原則とする
・他者の意見を聞くことができることも重要
・ECEプログラム修了認定希望者は出席することが必須




2019年度NIMSイブニングセミナー開催のご案内

日本工学会ECEプログラム認定講座として、本年度は「2019年度物質・材料基礎ECEプログラム - 材料科学をリードするNIMS若手研究 - 」の主題で8回の講義を行います。次回の開催内容、2019年度年間予定ならびに開催要領は下に示す通りです。

2019年度 第5回NIMSイブニングセミナーのご案内。参加申し込み受付中。

開催日 :  2019年 10月 31日 (木)
講義題目 :  「大規模第一原理電子状態計算による材料シミュレーション」
講師 :  中田 彩子 (国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 量子物性シミュレーショングループ 主任研究員)
時間 :  講義 17時30分~18時30分、ゼミ 18時30分~19時30分
場所 :  東京国際フォーラム(有楽町)  ガラス棟会議室G404
講義内容 :
 材料の性質は、材料を構成する原子やそこに存在する電子の状態によって決まっています。これらをシミュレーションできる第一原理電子状態計算は、従来は非常に計算時間がかかるものでしたが、計算手法の発展やスーパーコンピュータの活用により、近年では数万原子を超えるナノ材料への応用も可能となってきました。本講義では、スーパーコンピュータを用いた大規模第一原理電子状態計算の材料科学への応用について紹介します。

セミナー参加方法 :
 参加希望の方は、下のNIMSイブニングセミナー参加申し込み書に必要事項記入の上、EメールあるいはFAXでお申込みください。定員になり次第、申し込みを打ち切らせていただきますので、早めにお申込みください。

同⽇開催の NIMSウィーク2019 (10/28~11/1 開催)へのご案内 :
 当⽇は、物質・材料研究機構が毎年開催する "NIMSウィーク" の "最新成果展示会2019" が、同じく東京国際フォーラムのホールB5で開催 されます。こちらへの参加もぜひご検討ください。参加のお申込みや詳細については、 公式ウェブサイトへおいでください。


2019年度講義予定

2019年度講義テーマ「材料科学をリードするNIMS若手研究」

開催日 講義題目 講師 会場
2019年度 5月31日 二次電池高性能化のための、データサイエンスに基づいたハイスループット電解液探索システム 松田 翔一 有楽町 
6月28日 データ科学を活用した究極の光学顕微鏡でトポロジカル磁性体を視る 山崎 裕一 八重洲 
7月26日 人工嗅覚実現に向けたセンサシグナルの解析技術 今村 岳 八重洲 
9月27日
磁気の源"スピン"を利用した新しい熱エネルギー変換技術
井口 亮 竹橋
10月31日 大規模第一原理電子状態計算による材料シミュレーション (NIMS Week 併催) 中田 彩子 有楽町 
11月29日 太陽と空を利用するナノ光学材料研究 : 局所加熱と日中冷却 石井 智  竹橋 
12月20日 スピントロニクス磁気抵抗素子と応用 中谷 友也  八重洲 
1月17日 バイオ応用を目指した形状記憶高分子の開発  宇都 甲一郎 竹橋 
(注) 会場 有楽町 : 東京国際フォーラム、竹橋 : 一橋講堂、その他 : 東京駅周辺の会議室。

主な開催要領

開催日 : 講義予定表のとおり

時間 : 講義 17時30分~18時30分
ゼミ 18時30分~19時30分

会場 : 東京国際フォーラム (有楽町) 、一橋講堂 (竹橋) 、その他 (東京駅周辺の会議室)

参加のお申込みは、開催日の約1ヶ月前の、各回の参加者募集の案内掲載ごとに行っていただきます。参加費は無料です。


NIMSイブニングセミナー実地研修会

NIMSイブニングセミナーでは実地研修会として、年2回、その年の講義題目に関連した研究施設等の見学を実施しています。

2019年度第1回実地研修会 (終了しました。)

日時 : 2019年8月30日 14:10~17:00
場所 : 物質・材料研究機構 (つくば市)

NIMSで現在、研究が進められている、次の5項目について研究施設での実地研修を行います。

(1) グラフェンスーパーキャパシタ—
 化学反応である電池と異なり、コンデンサは劣化せず瞬時充放電が可能です。ナノカーボン複合材料を用いた、高エネルギー密度スーパーキャパシターを紹介します。
(2) 熱電対材料による高温で使える熱発電素子
 安価な銅コンスタンタン等の温度測定用熱電対材料を用い、内部抵抗の低減化により、900度の高温でも大電力をとりだすことができる熱発電素子を紹介します。
(3) アモルファス酸化アルミニウムを用いる次世代不揮発性メモリ
 リフレッシュ動作を必要とするDRAMに代わって消費電力低減が可能な、アモルファス酸化アルミニウムを用いた抵抗変化型の不揮発性メモリ素子を紹介します。
(4) レーザーアトムプローブ
 原子1個1個の3次元位置と種類の同定を可能にするアトムプローブの開発と、高性能磁石などの材料開発への応用を紹介します。
(5) スピン誘起熱現象のイメージング測定
 赤外線サーモグラフィによる動的熱画像計測を用いた、スピン熱電変換現象や磁性体に特有の熱電変換現象の測定を紹介します。

2019年度第2回実地研修会

日時 : 2020年2月 予定
場所 : 物質・材料研究機構 (つくば市)


お問い合わせ先

国立研究開発法人物質・材料研究機構 人材部門 人材開発・大学院室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL. 029-859-2555
FAX. 029-859-2799
E-Mail: evening-seminar=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)