News
2018/1/19
コヒーレント軟X線回折イメージングによりスキルミオンを実空間観測した研究成果がQuantum Beam Scienceに掲載されました。
"Coherent Resonant Soft X-ray Scattering Study of Magnetic Textures in FeGe"
Victor Ukleev, Y. Yamasaki, Daisuke Morikawa, Naoya Kanazawa, Yoshihiro Okamura, Hironori Nakao, Yoshinori Tokura and Taka-hisa Arima,
Quantum Beam Science 2(1), 3 (2018) 10.3390/qubs2010003
2017/11/14
スキルミオンCu2OSeO3に一軸の引っ張り応力を印加するとカイラルソリトン格子が発生することを観測した研究成果がPhys. Rev. Bに掲載されました。
"Emergence and magnetic-field variation of chiral-soliton lattice and skyrmion lattice in the strained helimagnet Cu2OSeO3"
Y. Okamura, Y. Yamasaki, D. Morikawa, T. Honda, V. Ukleev, H. Nakao, Y. Murakami, K. Shibata, F. Kagawa, S. Seki, T. Arima, and Y. Tokura,
Phys. Rev. B 96, 174417 (2017) 10.1103/PhysRevB.96.174417
2017/9/21
「日本物理学会 2017年秋季大会」においてシンポジウム講演を行いました。
日時・場所:9月21日 13:30~16:55 (21pA20) 岩手大学
主題:「放射光を用いた磁性研究の30年 -磁気円二色性の新たな展開 -」
題目:「共鳴軟X線回折による磁気構造の観察」
2017/9/5~8
「第78回 応用物理学会 秋季学術講演会」において招待講演を行いました。
日時・場所:9月5日~8日 福岡国際会議場
題目:「共鳴軟X線回折による薄膜試料の電子状態観測」
2017/8/9
「物質・材料研究機構/九州シンクロトロン光研究センター合同シンポジウム」において依頼講演を行いました。
日時・場所:8月9日 10:00-17:05・科学技術振興機構 東京本部(サイエンスプラザ)大会議室
題目:「スパース位相回復法による磁気イメージング」
2017/7/18
共著論文2編を追加しました。 論文リスト>>
2017/5/10
電場によるスキルミオンの制御を共鳴軟X線回折によって観測した研究成果がPhys. Rev. Bに掲載されました。
Directional electric-field induced transformation from skyrmion lattice to distinct helices in multiferroic Cu2OSeO3
Y. Okamura, Y. Yamasaki, D. Morikawa, T. Honda, V. Ukleev, H. Nakao, Y. Murakami, K. Shibata, F. Kagawa, S. Seki, T. Arima, and Y. Tokura,
Phys. Rev. B 95, 184411 (2017) 10.1103/PhysRevB.95.184411
2017/4/1
物質・材料研究機構(NIMS)情報統合型物質・材料研究拠点に異動しました。
2017/3/13
「SLiT-J イメージングエンドステーションに関するミニワークショップ 」において依頼講演を行いました。
日時・場所:3月13日 16:20-17:00・東北大学片平キャンパス 材料・物性総合研究棟I 1F 大会議室
題目:「コヒーレント軟X線共鳴回折による磁気イメージング」
2017/3/8
「ISSP-Workshop
SPring-8 BL07LSUが
照らしだす物質機能の起源」において招待講演を行いました。
日時・場所:3月8日 15:30-16:00・物性研大講義室
題目:「コヒーレント共鳴軟X線小角散乱によるスピンテクスチャの観測」
2017/1/30
放射光学会誌2017年1月号に解説記事「共鳴軟X線回折の新展開」が掲載されました。
共鳴軟X線散乱・回折法の新しい手法としてグレージングインシデンス共鳴軟X線回折法と透過型共鳴軟X線小角散乱法について紹介しています。
2017/1/17-18
PF研究会「PF挿入光源ビームラインBL−19の戦略的利用に関する研究会」において依頼講演を行いました。
セッション:軟X線散乱
日時・場所:1月17日(火) 10:45-11:45 KEK小林ホール
題目:「共鳴軟X線コヒーレント回折イメージングの現状と展開」
2017/1/7-11
第30回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウムにおいて招待講演を行いました。
セッション:オーラル2C X(回折・散乱)
日時・場所:1月8日(日) 10:40-11:10 C会場
題目:「共鳴軟X線小角散乱による磁気テクスチャの観測」
2016/12/22
大阪大学基礎工学研究科の固体物理セミナーにて講演を行いました。
2016/9/20-21
提案代表人を務める研究会「共鳴軟X線散乱を用いた構造物性研究の進展」を開催しました。
2016/9/14
日本物理学会(2016年秋季大会)で行われたシンポジウムで招待講演を行いました。
領域5,領域8,領域9合同シンポジウム
(主題:遷移金属酸化物表面・界面の新しい電子状態とその分光手法による解明)
2016/6/14
ドイツDESYで開催されたREXS2016において招待講演を行いました。
2016/3/15
つくば国際会議場で開催された量子ビームサイエンスフェスタにおいて招待講演を行いました。
2016/3/11
世話人を務める第55回化合物新磁性材料専門研究会を東大本郷キャンパスで開催しました。
2016/1/29
ディラック電子を有する反強磁性体に関する共著論文が掲載されました。プレスリリース 論文リスト>>
EuのL吸収端における共鳴X線散乱によって、ディラック電子を制御可能なEu2+イオンの磁気秩序を解明しました。
Quantum Hall effect in a bulk antiferromagnet EuMnBi2 with magnetically confined two-dimensional Dirac fermions
H. Masuda, H. Sakai, M. Tokunaga, Y. Yamasaki, A. Miyake, J. Shiogai, S. Nakamura, S. Awaji, A. Tsukazaki, H. Nakao, Y. Murakami, T. Arima, Y. Tokura, and S. Ishiwata,
Science Advances 2, e1501117 (2016), 10.1126/sciadv.1501117
2016/1/18
LaCoO3薄膜の表面における軌道秩序に関する主著論文が掲載されました。
論文リスト>>
グレージングインシデンス共鳴軟X線散乱という新しい手法でLaCoO3薄膜の表面軌道秩序を観測し、内部の軌道秩序よりも高い温度で秩序化することを発見しました。ある温度領域では、薄膜試料の表面だけが軌道秩序している状態があることを示唆しています。
Surface Ordering of Orbitals at a Higher Temperature in LaCoO3 Thin Film
Y. Yamasaki, J. Fujioka, H. Nakao, J. Okamoto, T. Sudayama, Y. Murakami, M. Nakamura, M. Kawasaki, T. Arima, and Y. Tokura, J. Phys. Soc. Jpn. 85, 023704 (2016), 10.7566/JPSJ.85.023704
2015/12/28
共鳴軟X線小角散乱法によるスキルミオン格子の観測に関する主著論文が掲載されました。
論文リスト>>
Dynamical Process of Skyrmion-Helical Magnetic Transformation in Chiral-Lattice Magnet FeGe as Probed by Small-Angle Resonant Soft X-ray Scattering
Y. Yamasaki, D. Morikawa, T. Honda, H. Nakao, Y. Murakami, N. Kanazawa, M. Kawasaki, T. Arima, and Y. Tokura
Phys. Rev. B 92, 220421(R) (2015) 10.1103/PhysRevB.92.220421
2015/10/13
スキルミオン結晶の一軸応力効果に関する共著論文が掲載されました。
Uniaxial stress control of skyrmion phase
Y. Nii, T. Nakajima, A. Kikkawa, Y. Yamasaki, K. Ohishi, J. Suzuki, Y. Taguchi, T. Arima, Y. Tokura and Y. Iwasa
Nature Communications 6, 8539 (2015)
プレスリリース 東大 理研
論文リスト>>
2015/9/16-19
日本物理学会秋季大会(関西大学)において口頭発表を行いました(主著:1件、共著:6件)
2015/3/25
X線照射によるマルチフェロイク物質の相制御に関する論文が掲載され、Editor's Suggestionに選ばれました。
X-ray induced lock-in transition of cycloidal magnetic order in a multiferroic perovskite manganite
Y. Yamasaki, H. Nakao, Y. Murakami, T. Nakajima, A. Lafuente Sampietro,
H. Ohsumi, M. Takata, T. Arima, and Y. Tokura
Phys. Rev. B 91, 100403(R) Editor's Suggestion
論文リスト>>
2015/2/4
X線で調べた(V,W)O2における金属-絶縁体転移に関する共著論文が掲載されました。
X-ray study of metal-insulator transitions induced by W-doping and photoirradiation in VO2 films
D. Okuyama, K. Shibuya, R. Kumai, T. Suzuki, Y. Yamasaki, H. Nakao, Y. Murakami, Y. Taguchi, Y. Tokura and T. Arima
Phys. Rev. B 91, 064101 (2015) 10.1103/PhysRevB.91.064101
論文リスト>>
2015/1/11
放射光学会で口頭発表を行いました
「マルチフェロイクス物質 Gd0.5Tb0.5MnO3 における X 線誘起相転移現象」
第28回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム(JSR15), 講演番号:1B003
山崎裕一,中尾裕則, 村上洋一,中島多朗,A. S. Lafuente,大隅寛幸 ,高田昌樹,有馬孝尚,十倉好紀
発表リスト>>
2015/3/25
X線照射によるマルチフェロイク物質の相制御に関する論文が掲載され、Editor's Suggestionに選ばれました。
X-ray induced lock-in transition of cycloidal magnetic order in a multiferroic perovskite manganite
Y. Yamasaki, H. Nakao, Y. Murakami, T. Nakajima, A. Lafuente Sampietro,
H. Ohsumi, M. Takata, T. Arima, and Y. Tokura
Phys. Rev. B 91, 100403(R) Editor's Suggestion
論文リスト>>
2015/2/4
X線で調べた(V,W)O2における金属-絶縁体転移に関する共著論文が掲載されました。
X-ray study of metal-insulator transitions induced by W-doping and photoirradiation in VO2 films
D. Okuyama, K. Shibuya, R. Kumai, T. Suzuki, Y. Yamasaki, H. Nakao, Y. Murakami, Y. Taguchi, Y. Tokura and T. Arima
Phys. Rev. B 91, 064101 (2015) 10.1103/PhysRevB.91.064101
論文リスト>>
2015/1/11
放射光学会で口頭発表を行いました
「マルチフェロイクス物質 Gd0.5Tb0.5MnO3 における X 線誘起相転移現象」
第28回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム(JSR15), 講演番号:1B003
山崎裕一,中尾裕則, 村上洋一,中島多朗,A. S. Lafuente,大隅寛幸 ,高田昌樹,有馬孝尚,十倉好紀
発表リスト>>
2014/9/7
日本物理学会で口頭発表(主著:1件、共著: 3件)を行いました
発表リスト>>
2014/4/24
共鳴軟X線散乱によるMn酸化物超格子の磁気秩序に関する共著論文が掲載されました。
Magnetic and electronic properties of (LaMnO3)5(SrMnO3)5 superlattice revealed by resonant soft X-ray scattering
M. Kubota, H. Yamada, H. Nakao, J. Okamoto, Y. Yamasaki, A. Sawa and Y. Murakami
Jpn. J. Appl. Phys. 53 05FH07 (2014)
doi:10.7567/JJAP.53.05FH07
論文リスト>>
2014/4/11
2013年8月につくばで開催された国際会議LPBMS2013のプロシーディングスに共著論文が3本掲載されました。
論文リスト>>
2014/4/1
東京大学大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクスセンター 特任講師に着任しました。
2014/4/1
理化学研究所創発物性科学研究センター 統合物性科学研究プログラム
創発超構造研究ユニット ユニットリーダーに着任しました。
2014/3/14
共鳴軟X線回折で解明したCo2+の電子状態に関する共著論文がJPSJに掲載されました。
"Antiferromagnetic Order of the Co2+ High-Spin State with a Large Orbital Angular Momentum in La1.5Ca0.5CoO4"
Jun Okamoto, Hironori Nakao, Yuichi Yamasaki, Hiroki Wadati, Youichi Murakami, Masato Kubota, Kazumasa Horigane, Arata Tanaka and Kazuyoshi Yamada
J. Phys. Soc. Jpn. 83, 044705 (2014)
論文リスト>>
2014/1/25
マンガン薄膜の中性子磁気散乱に関する共著論文がSolid. State. Communicationsに掲載されました。
"Neutron magnetic scattering study in manganite thin film system"
H. Nakao, H. Yamada, A. Sawa, K. Iwasa, J. Okamoto, T. Sudayama, Y. Yamasaki, and Y. Murakami
Solid State Communications 185, 18–20 (2014)
論文リスト>>