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物質・材料研究の『使える!メールマガジン』
臨時増刊号
2026.01.23
nano tech 2026 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
NIMS & 文部科学省
マテリアル戦略関連事業
合同出展
nano tech 2026の開催も、いよいよ来週と近づいてきました。
今回の臨時増刊号では、出展研究者から届いた“ぜひ現場で見てほしいおすすめポイント”をご紹介します!

nano tech 2026のNIMSブースでは、20の研究成果・技術を研究者自身がご案内します。
今回はその中から、4名の出展研究者のコメントを先行公開。来場前の“見どころチェック”にぜひご活用ください!

NIMS出展詳細はこちらから

「多孔性インジェクタブルゲルの
開発と医療応用」

西口 昭広 高分子・バイオ材料研究センター 主幹研究員

西口 昭広
高分子・バイオ材料研究センター
主幹研究員

ハイドロゲルは医療材料として有望ですが、ゲルであるため内部構造の制御が難しいという課題がありました。私たちは液-液相分離制御により、内部構造を制御した多孔性インジェクタブルゲルの開発に成功しました。
細胞移植治療やドラッグデリバリー、さらに3Dバイオプリンティングまで幅広い応用が期待されますので、再生医療・医薬品・医療機器分野の皆さまとぜひ会場で議論できれば嬉しいです。

「発電するエレクトレット液体材料の自由変形微小変位センサ応用」

中西 尚志 ナノアーキテクトニクス材料研究センター フロンティア分子グループ グループリーダー

中西 尚志
ナノアーキテクトニクス
材料研究センター
フロンティア分子グループ
グループリーダー

私たちは、発電する液体エレクトレットをベースに、自由に変形できる微小変位センサを提案しています。これまで固体・フィルム状のエレクトレット材料はありましたが、“液体のエレクトレット材料”としては本研究が初で、ウェアラブル化して発声認識も実証しています。
ヘルスケア/医療、ロボット関節部位のセンシングなどへの展開を見据え、医療・ヘルスケア用センサの開発・製品化や、自由変形微小変位センサの応用技術開発、粘弾性“液体”材料の共同開発に関心のある企業の皆さまと連携できれば嬉しいです。当日は簡易デバイスでのデモもご用意いたします。

「ガン治療用ナノ複合多孔質材料」

陳 国平 高分子・バイオ材料研究センター 生体組織再生材料グループ グループリーダー

陳 国平
高分子・バイオ材料研究センター
生体組織再生材料グループ
グループリーダー

手術後に患部へ埋め込んで、がん治療薬の局所投与を可能にする“ナノ複合多孔質材料”を開発しました。従来課題だった治療物質の集積効率や副作用の懸念に対し、副作用を低減しつつ治療効果を高めることを狙っています。生体親和性の高いゼラチン多孔質材料に、発熱ナノ物質と抗がん剤内包リポソームを組み合わせ、乳がん細胞に対する殺傷効果を確認しました。乳がんに限らず、骨腫瘍や膠芽腫、肝臓がんなど幅広いがんへの応用も見据えています。
私たちの研究室の持っている様々な技術を臨床に届けたいと思っていますので、ぜひ医療関連企業様にお越しいただきたいですね。

「遮熱エレクトロクロミック材料」

樋口 昌芳 高分子・バイオ材料研究センター 電子機能高分子グループ グループリーダー

樋口 昌芳
高分子・バイオ材料研究センター
電子機能高分子グループ
グループリーダー

従来のエレクトロクロミック材料には、真空下での製膜が必要(酸化タングステン系)/着色のために常時通電が必要(ビオロゲン系)といった制約がありました。本展示では、メタロ超分子ポリマー(MSP)を用いることで、大気下での製膜と近赤外領域の吸収制御を両立する“遮熱エレクトロクロミック材料”をご紹介します。わずか1.5 Vで変色を開始し、電圧印加を止めれば色が固定される新素材です。
調光ガラス/調光フィルムやウェアラブルへの応用を見据え、素材・ガラス・フィルムメーカーの皆さまと連携の可能性を議論できればと思います。
 
ご来場を検討されている方は、スムーズな入場のためにも、事前来場登録をお忘れなくお願いいたします。
会場で皆さまにお会いできるのを、出展研究者・スタッフ一同楽しみにしております。
参加登録はこちらから
マテリアル戦略推進シンポジウム MatISS 2026
【申込締切迫る!】
MatISS 2026で
マテリアルDXの最前線へ
MatISS 2026の開催がいよいよ近づき、参加申込の締め切りも間近となりました。ご参加を希望される方は、お早めにお申し込みください。

nano tech 2026へのご来場を予定されている皆さまは、ぜひ会期中の1/30(金)に開催するMatISS 2026にもあわせてご参加ください。
展示会場で「技術・成果」に触れ、MatISSでは講演・議論を通じて、DxMTの最新の成果創出、ARIM活用のイノベーション事例、MDPFを中心としたデータ利活用基盤の動向など、マテリアルDXの「背景にある戦略」や「次の展望」まで一気にキャッチアップできます。

研究開発の進め方が変わる潮流を押さえる場として、ぜひMatISS 2026をご活用ください。

シンポジウム特設ページはこちら
MatISS 2026
マテリアル戦略推進シンポジウム 2026
- AI時代のマテリアル開発最前線 -
 
会場 東京ビッグサイト
会議棟1階 レセプションホール
開催日時 2026年1月30日(金) 10:00-17:00
定員 対面参加のみ:1,000名
言語 英語/日本語(※日英同時通訳有)
参加料 無料(一般公開形式、事前登録制)
共催 マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)
データ中核拠点(MDPF)
後援 内閣府
参加方法 完全登録制
参加登録フォーム(外部サイト)
詳細はホームページをご覧ください。
マテリアル戦略推進シンポジウム MatISS 2026
 

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