文部科学省第二回ナノテクノロジーサマースクール「量子効果素子の物理」の開催について

事業名称 : ナノテクノロジーサマースクール
領域Ⅰ : ナノIT領域

2006.05.09


文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター

この度、文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトでは、昨年度に引き続いて第二回ナノテクノロジーサマースクール「量子効果素子の物理」を開催いたします。

概要

この度、文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトでは、昨年度に引き続いて第二回ナノテクノロジーサマースクール「量子効果素子の物理」を開催いたします。
これまでナノテクノロジー領域の研究開発は、情報・通信分野との融合分野がナノテクノロジー全体の研究開発を牽引してきており、今後もいっそう重要な技術 分野となることから世界的に熾烈な研究・開発競争が進められています。我が国は、この分野の産業およびその研究開発において世界の主導的な地位を維持し拡大し続ける必要があります。そのためには現状技術の種々の限界を打破し、まったく新しい概念や論理の技術体系を構築する優秀な若手研究者の人材育成が非常 に重要です。そこで本プロジェクトでは、これからの我が国の研究開発を担う大学院の修士および博士課程の学生を主な対象として、情報・通信分野を支えてい る電子デバイスや光デバイスなどの基礎である量子力学をしっかりと学び、最先端微細デバイスおよびその極限の物理を理解すると共に、新しい半導体材料であ る有機半導体の伝導物理や新しい情報通信原理である量子情報処理理論までを第一線の研究者から系統立てて学ぶ、第二回ナノテクノロジーサマースクール「量 子効果素子の物理」を開催します。
これまでの自分の研究を突き詰めると共に、もう一度基礎の量子力学やそのデバイスの動作原理からその極限の物理までを学び、観点の異なる研究分野を知り刺 激を受けて新しい発想を促し、従来技術の延長では克服が困難な問題の解決やまったく新しい応用分野の創生を促す事を期待しています。
本サマースクールは、第一線の研究者から電子・光・量子デバイスおよび有機半導体の基礎からその極限物理までを系統立てて講義してもらい、学生および講師 が寝・食・学を共にする事によって講師および学生同士の親密な人的ネットワークを構築して我が国および世界をリードする研究者集団に育ってもらうことを目 的としたものです。

  1. 主   催 :  文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター
  2. 開催日時 :  平成18年8月13日 (日) ~27日 (日)
  3. 場   所 :  財団法人 人材開発センター富士研修所 (http://www.mfi.or.jp/fujicalm/)
    〒403-0006 山梨県富士吉田市信屋1400
  4. 募集人数 :  30名程度 (選考委員会の審査により選別)
  5. 募集対象 :  我が国の大学に在籍する修士および博士課程の学生、および修士課程終了相当の知識を有する者 (博士学位を有する者を除く) で、全日程に参加できる者
  6. 受 講 料 :  無料
  7. 宿泊および食事 :  宿泊は1部屋2名の相部屋
    開校期間中の宿泊施設および食事の全数を支給する
  8. 旅   費 :  所属機関所在地からの往復旅費を支給する
  9. 募集期間 :  平成18年5月10日 (水) より 6月9日 (金) (必着) まで
  10. 応募方法 :  ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンターのホームページ (http://www.nanonet.go.jp/japanese/event/)より応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入してE-Mailにて下記まで申し込むこと。

お問い合わせ先

お問い合わせおよび、申し込み先

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-2-2虎ノ門30森ビル2F
文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター
人材育成グループ長 岡村 茂 (おかむら しげる)
TEL: 03-5404-3286
FAX: 03-5404-3290

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