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高出力、広波長領域で発振可能な波長変換素子を開発

医療、環境計測などの分野で応用可能に

独立行政法人物質・材料研究機構

NIMSの物質研究所 光学単結晶グループは、医療、環境計測、分光分析用光源として、より簡便に使える近・赤外領域のレーザー光波長変換素子を開発した。

概要

独立行政法人物質・材料研究機構 (NIMS、理事長 : 岸 輝雄) 物質研究所 (所長 : 渡辺 遵) 光学単結晶グループの北村 健二 ディレクターらのグループは、医療、環境計測、分光分析用光源として、より簡便に使える近・赤外領域のレーザー光波長変換素子を開発した。

開発した波長変換素子は、タンタル酸リチウム単結晶を用いた2mm角のロッド型形状の素子で、素子の中に容易にレーザー光を通すことができ、平均出力が10W (ワット) 程度の高出力発振も可能である。

今回開発した波長変換素子と市販の小型固体レーザー装置を組み合わせることで、1.4~4μm (マイクロメーター) の広い波長領域で簡便に発振することができるため、レーザーメスを始めとする医療、メタンや一酸化炭素などの環境計測、大気計測など様々な分野での応用が期待される。

今回開発した波長変換素子は、NIMS認定ベンチャー企業「有限会社SWING」を通して製品化を開始している。

「開発された欠陥量の少ないタンタル酸リチウム単結晶」の画像

開発された欠陥量の少ないタンタル酸リチウム単結晶





お問い合わせ先

研究内容に関すること
独立行政法人 物質・材料研究機構
物質研究所 光学単結晶グループ
ディレクター
北村 健二 (きたむら けんじ)
TEL : 029-860-4354
E-Mail: KITAMURA.Kenji=nims.go.jp
([ = ] を [ @ ] にしてください)
報道担当
独立行政法人物質・材料研究機構 
広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL:029-859-2026
FAX:029-859-2017
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