NIMS研究員がつくば市立竹園西小学校で授業

2013.07.26
(2013.08.09 更新)


平成25年7月26日 (金) 、つくば市立竹園西小学校において、超伝導線材ユニットナノフロンティア材料グループ高野義彦グループリーダーが授業を行いました。

「実験教室の様子」の画像

実験教室の様子



授業は同小学校の夏季セミナーで行われた様々な講座の一つとして開催され、高野グループリーダーは「作ってみよう ! 超伝導コースター」と題する工作教室型の授業を行いました。超伝導コースターとは市販のマグネットテープを線路として、空き箱や紙コップなどを利用して高低のあるコースを作り、液体窒素で冷却した高温超伝導体のシートで作ったコースターを走らせるものです。

高野グループリーダーが線路上を浮上して摩擦なく滑走する、あるいは上下反転してレールをぶら下がるように滑走するコースターを演示した後、子供たちに自分でコースを作ってもらいました。 子供たちは班別に一回転や螺旋回転、トンネル、上下反転やジャンプ台など様々なアイデアを盛り込んだコースを作り、こちらも自作した超伝導コースターを走らせました。
 

遠心力に負けてコースアウトしたり、重すぎて途中で落ちてしまうコースターも見られましたが、超伝導コースターがコースを走りきりゴールするたびに子供達から大きな歓声があがりました。