スロバキア科学アカデミーとの包括協力協定締結

2013.07.11
(2013.07.19 更新)


平成25年 7月11日、NIMSはスロバキア共和国の科学アカデミー (SAS) と包括協力協定 (姉妹機関協定) を締結いたしました。

「調印文書を交換する潮田理事長とPastorek総裁」の画像

調印文書を交換する潮田理事長とPastorek総裁



同アカデミーは、1792年設立の The Slovak Learned Societyに起源を発しており、1989年に現在の近代的体制 (理工系23を含む56の研究所、57の学術誌刊行、51の学協会を傘下にもつ) が確立しました。 その役割は科学技術振興のための博士課程教育ならびに基礎・応用研究を担うことであり、国内外の大学でも教鞭をとる多くの国内最高権威を含む約1,800名のPh.D.、D.Sc.など、3,000名以上の職員が所属しています。
 
平成24年 2月のSAS総裁Jaromir Pastorek博士のNIMS訪問時、さらには同年12月のDrahomir Stos駐日大使訪問時における協議を経て、7月10~11日にアカデミーが所有するSmolenice城において開催されたヴィシェグラード4ヵ国 (V4: スロバキア、ポーランド、チェコ、ハンガリー) と日本との先端材料に関するSAS-IVF-JST Workshopにおいて、SAS総裁と潮田理事長が協定に調印しました。
 
本協定締結により、今後多くの活発な人的交流ならびに研究協力が期待されます。

関連写真

協定に調印する潮田理事長とPastorek総裁

ワークショップ会場のSmolenice城

ワークショップでの高松明 特命全権大使の挨拶