平成25年度一般公開「物質と材料のふしぎ」開催

2013.4.17,21
(2013.05.01 更新)


平成25年4月17日 (水) 、21日 (日) の2日間、NIMSでは一般の方々を対象にした施設公開ならびに子供向けの青少年特別行事を、文部科学省の第54回科学技術週間にあわせて行いました。

「17日、桜地区の公開の様子」の画像

17日、桜地区の公開の様子



 今年は、昨年に引き続き物質・材料研究についての理解を深めてほしいとの思いから、開催テーマを「物質と材料のふしぎ」とし、実演や実験を含む、全52タイトルを公開しました。多くの来場者があり、参加者数は両日をあわせて1400名を超えました。


 17日には、つくば市千現・並木・桜にある3つの各地区において、施設公開とともに、「超伝導とダイヤモンドと霧箱の実験」「君も使ってみよう電子顕微鏡」「ナノスケールの世界 : 表面のナノ構造を見る」「磁石で水が浮く?踊る一円玉」など、50件余りの研究紹介や実験の実演が行われました。身近な材料が持つ不思議な性質や有用性などに対して、多くの来場者から共感や驚きの声があがりました。


 同日、並木地区では市民を対象としたサイエンス講演「生物から学ぶナノテクノロジー」 (細田奈麻絵 ハイブリッド材料ユニット) が行われました。また、千現地区ではサイエンス・カフェが開催され、近隣の小学校から児童300名余りも見学に訪れ、賑わいをみせていました。


 21日は、千現地区で「手作りファンデーション講座」「ピュータークラフト (すずを使ったメダルづくり) 」「金属板に刻印できるオリジナルキーホルダー」など合計で8つのイベントが行われました。日曜日ということもあり、多くの家族連れで賑わいました。


17日、千現地区の超伝導実験

17日、並木地区でおこなわれたサイエンス講演

21日に行われた鉄を溶かす実験

21日に行われたピュータークラフト体験